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EDGEMATRIXが提供する映像エッジAIプラットフォームの特徴と展望

この記事は、TECHBLITZの「現場での映像解析AIプラットフォームを新たな社会インフラに― EDGEMATRIXの狙い」を参考にしたブログ記事です。EDGEMATRIXが提供する映像エッジAIの技術と事例に焦点を当てています。

映像エッジAIとは、カメラから入力される映像データを現場(エッジ)でAIによって解析し、様々な用途に活用する技術です。例えば、人や車の数や動きをカウントしたり、顔認証やナンバープレート認識などを行ったり、異常や侵入を検知したりすることができます。映像エッジAIは、スマートシティでの保安、防犯、防災や、各種産業での生産性向上などにつながると注目されています。

しかし、映像エッジAIを実現するには、高精細な映像データをリアルタイムに処理できる端末や、それらを遠隔で管理できるプラットフォームが必要です。また、多様なニーズに応えるためには、様々なAIアプリケーションが必要です。これらの課題を解決するために、EDGEMATRIXは次代の社会インフラを構築しています。

EDGEMATRIXが提供する主なプロダクトは以下の3つです。

Edge AI Box:カメラと小型のコンピューターが一体化した端末で、現場で映像データをAIによって解析します。ネットワーク遅延や通信量の問題を回避し、プライバシーも保護します。防水防塵や落雷対策なども施されており、屋外でも利用できます。
EDGEMATRIX Platform:Edge AI Boxを遠隔から管理するプラットフォームです。Edge AI Boxの位置や状態を地図上で確認したり、ソフトウェアの更新や設定変更を行ったりできます。また、解析結果のデータや映像も閲覧できます。
EDGEMATRIX App Store:様々なAIアプリケーションを提供するアプリストアです。EDGEMATRIXはインフラ部分に注力しており、アプリケーションはサードパーティであるパートナー企業が開発したものが主となっています。アプリストアから希望するアプリケーションを選んでダウンロードすれば、Edge AI Boxで動作させることができます。

EDGEMATRIXは、2019年の創業から3年でこれらのプロダクトとサービスを構築しました。現在は高速道路事業者や鉄道事業者、大規模商業施設などでの採用が増えています。売上は毎年増えており、競合との差別化も図っています。

EDGEMATRIXが目指すのは、映像エッジAIを新たな社会インフラとして普及させることです。そのためには単なるハードウェアやソフトウェアではなく、エコシステムとして成立させる必要があります。EDGEMATRIXは、自社の技術だけでなく、パートナー企業との協業にも力を入れています。映像エッジAIの可能性は無限大ですが、それを実現するには多様なアプリケーションが必要です。EDGEMATRIXは、アプリケーション開発者にとっても魅力的なプラットフォームでありたいと考えています。

映像エッジAIは、現場での情報をリアルタイムに活用することで、様々な課題を解決し、価値を創出することができます。EDGEMATRIXの技術と事例に注目してください。

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