ケリー・マクゴニガルの痛みを癒すヨーガを読んで

 慢性痛の治療目的でヨガを使っている本 慢性痛のメカニズムやヨガの解説、瞑想の種類、認知療法のワークみたいなものもついています。

 ワークとかは真面目に取り組んだりこの本にのっているヨガをそのままやるつもりはなかったのですが、慢性腰痛だったりリングフィットのヨガ技の参考に読んでみました。一番じっくり読んだのは瞑想のページでしたけどね。残念ながら(?)ヨガを極めて、手足が伸びたり、テレポートしたり火を吐けるお話はのっていません。

 プラーナ 呼吸やエネルギーのこと。呼吸に注意を向けるだけでもリラックス効果があるらしいのでマインドフルネスの注意の対象はやはり呼吸を対象に集中するのが良さそうです。癒しの呼吸とか寝る前のおすすめのバランス呼吸とかも書いてありました。

大事なこととしてヨガの心構えは呼吸や体の感覚に集中しながらやるのがいいようです。またやっていて気持ちの良くないポーズや呼吸が途切れたりしんどくなるものは向いていないポーズのようです。マインドフルネス瞑想に近い感覚で、リラックスしながら行うものというイメージでいたほうがいいみたいですね。船のポーズの腹筋をいじめてくる感覚はあまりヨガに向いていないのかもしれません。姿勢の完璧さを目指すよりも自分自身のポーズの最中のうちなる感覚を感じ取ることに労力を使う方がいいようです。

また瞑想の種類も四種類紹介されていました。

シャマタ瞑想 (心と仲良くなる瞑想)いわゆるマインドフルネス瞑想と同じものですね。呼吸等に集中し雑念が浮かんだらそのことに気がつきまた呼吸等に集中を戻す。

マントラ瞑想(心を守る瞑想)癒しの響き言葉や語句をひたすら唱えてそれに集中する。自己暗示とかもこちら側なのですかね、何種類かマントラも紹介されていましたが、自分でオリジナルのマントラを開発するのもいいみたいなことも書かれていましたね。マントラの綺麗な作り方とかメカニズムまでは書かれていなかったのが残念

チッタ・バーヴァナ(心を動かす瞑想)感謝の瞑想とかイメージトレーニングとかですね。良かったことを思い浮かべそのことに感謝したりなりたい自分を思い浮かべる。何でもかんでも感謝している意識高い人たちもチッタ・バーヴァナしてるんですね。

プラティパクシャ・バーヴァナ(心を正反対に動かす瞑想) 重い↔︎軽い 楽しい↔︎悲しい など正反対のものを順番に想像しその時の体の感覚に注目することで、つらい時とかに素早く気持ちを切り替えれるようになるそうです。 これはちょっと難しそうですね

全種類やれるようになる必要とかはなく気に入った瞑想だけをすればいいそうですよ
かっこいいマントラとか作れるようになるとテンション上がるかもしれませんね。



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