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食べ納め、かもしれない。

さて、何を書こうか。

12月30日。
世間は休みの家族連れでごった返している。
人で溢れるショッピングモールの片隅にあるスタバで、
今年の食べ納めとして、キャラメルマキアートとロールケーキを食している。
前回までの期間限定のピスタチオが好きだったが、終わってしまったから仕方ない…。
キャラメルマキアートをアーモンドミルクに変更するのも好きなのだが、
今日はスタバも混んでいるので、通常バージョンを頼むにとどまってしまった。
というかこのキャラメルマキアートあっつあつだな!
ぬるいよりいいんだけど!!うん!!!

私自身は年末年始なんて高校を卒業してから関係ないんだけど、
世間は休みなんだなぁ、とこの時期のショッピングモールに来ると実感する。
羨ましいなぁ、とふと感じて、
何がだ??と思ってしまった。
「休み」が羨ましいのはもちろんある。
「家族」が羨ましいというのも実はある。
でもきっと1番は、
「子供の時に過ごした、あの年末年始やお盆の空気感」が好きだったんだなぁ、
と気づいた。
我が家は父方も母方も高速道路か新幹線を使わないと行けない距離だったので、
帰省する時は旅をするみたいで大好きだった。
それを今年は思い出した。
どうしたって、逆立ちしたって、もう戻ることはないけれど。
そして、あの、みんなが忙しそうにあれやこれや動き、浮き足立ってるような落ち着かない空気も、私は大好きだった。
祖父がいて、祖母がいて、歳の離れた従兄弟に可愛がってもらって、
ちやほやされるのが私にとっての年末年始だった。
しかし、感傷に浸っても仕方ない。
私は明日大晦日も出勤だ。

話を戻そう。
食べ納め、ということで、あと何を食べたいかなぁと考えた時、脳裏に浮かんだのはお刺身だった。
朝起きた時、なんなら昨日の寝る前からそう思っていた。
けど、お昼にうどんを食べ、今ケーキを食べ、
最近食べ過ぎの傾向にある私のお腹は、もう満腹だと白旗をあげている。
そうなると、食べたかったものもやっぱり今じゃなくていいかなぁ、なんて思い始めるものだ。
食べ納めにこだわらなくても、来年も食べれるじゃないか。
なんなら、年明けにひとり回転寿司に行ってもいいじゃないか。
うん、そうしよう。
そう、すぐそう処理できる自分の脳内に感謝だ。食に強いこだわりがない分、何が食べたいのかよくわからなくなるので、
たまに現れる「これ食べたい」は、実は貴重な信号ではある。
しかし、偏りがあるのと、一度気にいると何度でも食べてしまう性格上、3日連続フライドポテトなんてなってしまうから注意が必要だ。
いい具合のバランスが取れれば最高だけど、今のところ上手くはいっていない。
甘いものばかり食べているから、いずれ糖尿病になりそうだなぁ、とは思っている。

よし、今日はもうこのまま帰ってしまって、晩御飯は家にあるものを食べよう。
ちゃんと年越しそばや簡単な正月料理は準備が済んでいる。
とりあえず明日の仕事を頑張ろう。

窓際の席で、日が足に当たる。
それだけでもう眠くなってきたから、今日はもう帰ろう。
我が家の黒い赤ちゃんも待っていることだし。


ひなたぼっこをして気持ち良さそうにしている姿を見ると、平和だなぁと感じる。

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