「練習」と「自動化」

練習とは何でしょうか?
結論から申し上げますと、私は現状で「行動を無意識化=自動化・最適化すること」だろうと考えています。
一定の行動を繰り返すことで、無意識に行動をインストールし、意識することなく行動できるようになる、ということだと思います。

コンディション
練習の短期記憶が長期記憶に変換されるのは睡眠中だそうです。
良質な睡眠が重要ということです。
同時に練習時の肉体的・精神的コンディションも重要だと考えられます。
それを実現するために練習に対する生活や心構えも必要でしょう。
寝不足や体調不良、過度な練習が効率的でないことは明らかです。
古来の「○道」のようなライフスタイルや精神性から指導する道場形式の修行というのは、そのことも踏まえた習得方式だったのかもしれません。

継続
当然のことながら継続しなければ、無意識化・最適化は実現できません。

理論も練習
理論は勉強だとお考えの方が多いと思われますが、自分は練習だと考えています。
正しくは勉強した後の繰り返しで無意識化します。
そうしないと、創作時の「ひらめき」になりません。

自動化特化練習
これまでの経験で、「行動を無意識化=自動化・最適化する」ことに特化した練習メニューが効果的だったのですが、社会一般ではそれが少ないと感じています。
大枠で全ての練習がそれに該当するとは思うのですが、上記の考え方が一般的ではないため、その観点が抜け落ちているように思えます。
また、非常に単純な作業の繰り返しになることが多く、「程度の低い練習」と思われることが多いのも理由のひとつかもしれません。




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