カラオケ精密採点機能を音感トレーニングに利用する

音感トレーニングとして、カラオケの精密採点機能を使って数年が経ちます。
最初は70点代だった「音程正解率」が最近は90%を普通に超えるようになってきました。まだまだ満足できるレベルではないのですが。

レイトスターターって、「音が合っている」ことすら分かってない人もいると思います。私がそうでした。
なので「本当に音が合っている」感覚を養うためにこの練習を始めました。
ちなみに第一興商DAM「精密採点DX-G」の音高判断レベルはなんと半音の1/8刻みだそうです。

他の楽器の音をよく聞き、そこに溶けるような意識で、「声の音高を合わせる」を徹底的にやります。

結果、ガイドメロディを切って練習しているうちに相対音感も鍛えられてきたようです。
始めた時から比べると数段の差だと思います。
やはり「声」という自分が普段使っている体の機能で鍛えるのが、楽器を通じてよりも直感的で良いです。
ギターだとどうしてもフレットに頼ってしまうので。

大事なポイントとして、歌の練習ではないということです。
なのでビブラート等の「表現力」の部分は抜くように努力します。イメージは手を入れてないボーカロイドです。
音感トレーニングなので、テンポは一番遅くて良いです。
同じ曲を繰り返した方が効果的と思われます。

リアルタイムで自分の音感を数値化(見える化)してくれるこの機能、他には見当たらない素晴らしいものです。
「精密採点DX-G」よりも「歌」を評価する採点システムも出てきているようですが、音感トレーニングとしてはこれくらいデジタルでちょうど良いと思います。

というわけで、楽器練習者で、音感を鍛えたい方におすすめです。


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