アマチュアが下手でよかった時代

まだネットが一般的でなくて、DAWも普及していない90年代は、アマチュア音楽はヘタクソで良い、むしろヘタクソというか成長中だから、その人のその時を味わうというコミュニティがありました。
自分が所属していたからよく知っているのですが、プロとかも混じってました。

正直なことを尋ねました。なんでこんな界隈に出入りしているのか。
「自分は音楽ならなんでもできる。だからこそ創作の原点みたいなものを聞きにきている。みんな輝いている」みたいなことを仰ってました。

本来、アマチュア音楽はそれで良かったはずなのですが、DAWで誰でも高品質な作品を作れるようになったことと、ネットプラットフォームのリコメンデッドシステムが全てを変えてしまった気がします。



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