VOCALOIDが青春の幻になる日


私は「一緒にやってくれる人がいないので仕方なくバーチャルシンガーを使っている人」なので、バーチャルシンガーが人に近くなるのは歓迎なのですが、VOCALOIDから始まった新しい文化はしばらく残ると思います。

ただVOCALOIDは「人の代わり」が本来の理想型であり、これまでのものは発展途上の段階であると思います。
よって、誰が聞いても人間と区別できないバーチャルシンガーが登場したら、現状の「発展途上段階VOCALOID」は、子供〜青春にそれに触れた人が卒業したら終わるだろうと考えています。
8bit音楽を模したチップチューンみたいな感じで、マニア向けのジャンルとして残るだろうと思いますが。

VOCALOIDは、過去に一世を風靡したエレキギターやシンセサイザーと同じ、「その一時代に流行った新しい楽器」なのだと考えます。
古き良きVOCALOIDの時代は、それと同じ時代が思春期だった人々の青春と共に終わりを迎えるのでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?