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【番外編】ラーメンを食べる旅
今月25日(日)に新曲を発表します。
5月から作っていたのですが、生活の変化があり、時間が作れず大変に難航しました。
また、ダイエットしていて、それがある程度成功しました。
そこで、その祝いとして、夏休み初日にラーメンを食べに行くことにしました。
竹岡式ラーメンというものが千葉にあり、私の生まれ故郷近くなので慣れ親しんでいて、それが食べたいと思った次第です。
しかし、竹岡は遠い。
そこで比較的近くの竹岡式ラーメンの店へ行くことにしました。
柏市の「39名(サクナ)」さんです。
竹岡式と名乗っていても、「なんか違うな」という店が多い中、その店は大変な人気とのことで気になっていました。
ここで竹岡式ラーメンについて説明します。
竹岡という漁師町の食堂で出されているもので、麺はなんと乾麺。スープはチャーシューを煮込んだ汁を麺の茹で湯で薄めただけ。
具材は大きなチャーシューと刻んだ生の玉ねぎ、というのが特徴でしょうか。
房総半島は硬水の地域で出汁が出にくいのです。
だからなんでも濃い醤油味で煮込む食文化になっています。
有名になったのは、たぶん、そのいい加減っぽさが、ポエムが書いてあるような都会のこだわりラーメン屋さんに対するアンチテーゼと、他の地域の人の目には見えたのではないか、と私は考えています。
つまり、「ラーメンなんてこんなもので良いだろ?」というわけです。だからまずいと思う人にはまずい。まあそんな感じのラーメンです。
というわけで、休みなのに朝早く起きて、電車に乗り、普段降りない駅で降りてバスで移動してそこから歩きます。最寄り駅からも結構歩きます。
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大人気店でとても並ぶらしいのと、8:30くらいから受付が始まることを知っていたので、その時間に合わせて移動しました。
到着するとなんと一番目でした。
受付を済ませて、そこから近くの市の施設が9:00から開いていたので、そこで待機。
10:00の開店時間近くに店へ戻ると、ほどなくして店の中に案内されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1723265409784-x3WeVJ8deD.jpg?width=1200)
頼んだのは、味を「こいめ」にしてもらったチャーシューメン(1,200円)に無料のトッピングのニンニクと生姜。そして「すき焼き」という生卵にタレとネギが入ったもの(100円)とご飯(小)(100円)。
乾麺ではありませんが、確かにこれは竹岡以外で食べた竹岡式の中で一番の竹岡式です。強いて言うなら「誰でも美味しい竹岡式」。
懐かしい味が理屈なく沁みます。
思ったのが、スープに浸した海苔とご飯がとても合うということ。
次に行くときは、海苔トッピングにして、それでご飯を食べたいですね。
そして玉ねぎが水にさらしてあるので、玉ねぎを追加しても良いかもしれないと思いました。
竹岡の梅乃屋さんは、今はどうだか知らないけれど、その昔はかなり強烈な刺激の玉ねぎでしたから。
余談ですが、一番目の客は100円割引だそうです。ラッキーでした。
あと店員さんが皆フレンドリーです。
この店の人気の理由は、接客とその味の個性にあると思います。
今のラーメンって、どれも味というか旨味成分と脂質が過剰だと思うのです。
それはそれでアリなのですが、そうじゃないとなると「そーゆーのでいいんだよ」系しかない。
それに対し、このラーメンは後味がすっきりしています。味だけでなく、ゼラチン質や脂が口の中や唇にぺとつく感覚がありません。野菜から出ていると思われるほんのちょっとの苦味があって、それはどこか元祖竹岡式の生玉ねぎの感覚に似ています。
それに加えて旨味成分と脂の代わりの濃い醤油によるしょっぱすぎるスープが刺激的です。とても飲み切れるものではないですが(割スープあり)、房州人である自分にはアリです。
ちなみにトッピングで背脂がありますので、そういうのが好きな方にも対応しています。
さて、そんなわけで、ここ2日間で摂取したカロリーが多分500kcal程度だったこともあり、このラーメンからパワーをもらいました。
休み中に次の曲に取り掛かりたいと思います。
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