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戦略を考えることがなぜしんどいのか

窓を開けて風を通していると気持ち良い
GW中の気候の良さを活かして
大好き音声メディアを聴きながら
家の片付けと掃除をやっています。

今日は木下斉さんと林直樹さんが
農村戦略について語る会を聞きました。
(有料で前編・後編あり)
https://voicy.jp/channel/2028/1140720
https://voicy.jp/channel/2028/1261431

農村戦略と言われましても
あまり自分とは関係ないかも、と思っていたのですが
「カフェづくりとかゲリラ的に発動するものは『戦術』であって、
結局それで最終地域としてどうしていくのかという
「戦略」がないのが課題ですよね」
と言う趣旨のお話があり、それは農村問題だけではなく
私の身近ない色々なことに当てはまると思いました。

「戦略」は、目指したいゴールに到達するために
まずどこから手をつけるべきか、
その次のステップはどうするのかを
最終ゴールに辿りくつまでの方向性を時間軸も見定めながら描くもので、
それに対して「戦術」は、
戦略を実現していくための手段や方法になります。

戦略を立てることの何が難しいって
未来には「こうなる像」または「こうした像」を
何にもないところから創造しなくちゃいけないことだと思います。
ヒントになる前例なんかはあっても
まるパクリはできません。
個別の案件ごとに抱えている事情は違うし
未来は過去をそのまま丸っと繰り返しにはならないからです。

Voicyの対談の中でも「日本人は戦略を立てるのを苦手としがち」
というようなお話がありました。
いや、そうなんです、少なくとも私や私の勤めている会社においては、
と深く頷いていました。

お手本や型があってそのままなぞるとか、
指示されたことを真面目にこなすことって
40代後半の私の世代以上の人は
とても得意な反面、
自分の意思とか想いが不可欠な「戦略」を立てることが
ちゃんとできる人は少ない
、と感じています。
だらかどうしても手段の方の戦術の話や運営に
リソースが割かれがちです。
それは、究極誰かからの指示であり、楽だからだ
私は思っています。

横並びで同じような商品やサービスは
かくして量産されているのではと思います。

私にとって「戦略」が立てれない問題は
人ごとなどでは全くなく、
仕事もプライベートもここに問題があったんじゃないの?
とぼろぼろと思い当たることが出てきています。

例えば我が家では
二人の子供が学校に行けなりました、
となった時に困るのが、我が家としての
子育て戦略がちゃんとなかったことです。
あったのは、多数の人はこのようにしている、
という慣習や同世代の子供達との横並びでの比較です。
慣習や周囲の足並みから大きく外れないように
その場その場の戦術的なことはあれこれ手を打ってみていた
ということなんだろうな、と振り返って思います。

子育ては子供の特性もありますし
もちろんコロナ禍のような不測の事態や
家族の健康などで状況は刻々変わります。
本当は、我が家のオリジナルの戦略を
都度都度見直して作り直すってことが必要だったはず。

戦略ってまず初めに必要なのは
企業で言えばビジョンと言われる「こうしたい」
という意思であったり、何を大事にするかという価値観です。
少なくとも私は、この「こうなりたい」「これを大事にしたい」
というオリジナルのものを明確にしていなくて
「ひと並みの幸せ」的なよくわからない幻想みたいなものが
目標にあったのかなと思います。

ちゃんとした発信をされている方々は
このビジョンとか戦略とかがとても明確にあるので
多くの人に支持されているのではないでしょうか。
ちゃんとしたビジョンを持って戦略を立てている企業が
5年、10年のスパンで明確なユニークさを発揮していくように。

ビジョンや戦略は、誰かが立ててくれるもので
私たちはせっせと指示されたことを正確に丁寧にやっていれば良い、
そんな意識を持つ人が、特に日本企業で働く
私たち世代には多くいそうです。
私が戦略を考えるときに思い切りよく自分の意思を出せないのは、
どこかに正解があるはずだとか、周りがどう思っているのか
確認をする必要があるのでは、という気持ちがあるからです。

しかし自分の人生の社長は私自身、ということで
思い切りよくビジョンを打ち出し、戦略をまずは立ててみる。
短期的な戦術に気を取られがちですが
視座を高くし、創造する大変さを乗り越えて
自由な未来を描いてみたいです。






比重がいき
その目の前のことについて手を動かし



地図のようなもで
それに対して戦術は、じゃあどんな手段で進めるか、です。


対して、まず何から手につけて
どのくらいのスパンで

こんな気候がずっと続いた

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