本を読めない32歳が~シリーズに思う: 2023年4月30日

2022年のweb記事界隈で大層話題になったという「走れメロスを読む」記事に続いて、「本を読めない32歳が初めて芥川龍之介を読む日」が出ましたね。本が好きな人も、本が苦手な人も、何かしら心動かされる場面がある良記事。

みくのしんさんに関しては、オモコロ記事やオモコロチャンネルを最近見てきて特に思うのが、『みくのしんさん以外の別のライターさんが書いたみくのしんさん、良い』ということ(失礼だろうか)。言い換えれば、それだけ周りから愛されているとも言えると思う。岡田悠さんの記事「巨大書店で戦え!本屋ダンジョン・バトル」に出てくるみくのしんさんの言動も相当良かった。

(みくのしん)…で、この本はこうで…みたいな話をしてみたいね。恐山さんとかよくやってんじゃん。あれ、憧れるんですよ。
(岡田)みくのしんさん、向いてると思いますよ。

これとか。本屋でハシャギ倒すみくのしんさんに岡田さんがちょうどよく合いの手を入れて、しかも変に突っ込んだりせず。
で、しかも、当人が憧れと言っていた恐山さんは、みくのしんさんの思考をトレースしてなりすましできちゃう程度に好きだったりして。良くない? このお互い尊敬してる感じ・・。良くない?

そもそも読書の記事だって、かまどさんがいなかったら成り立たない。どんなに読み方が突拍子無くても、時間がかかっても、対話し、受け止め、一緒に考えてくれるかまどさんがいてこそ最後まで読めたんだろうなと思う。同じ元読書苦手・元読書感想文苦手勢として、羨ましい限りだ。

そんなわけで本が読めない32歳シリーズの記事を読んだ感想としては、

『私にも、みくのしんさんにとってのかまどさんみたいな、岡田さんみたいな、恐山さんみたいな、存在がいて欲しぃ~』

でした。

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