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子供を持たないということ: 2023年1月9日

姪に会ってきた。姉と私は似ているので、姪も私にやや似ている。そういう人間がこの世にいる事実に毎回びっくりする。

ウサギ年ということで、haneruのバターカステラをお年賀がわりにした。このバターカステラ、うまさの閾値を超えてしまった味がする。危険なくらいおいしい。姪は一袋にひとつ入っているウサギ型のカステラを皿に入れてもらい、躊躇なく口に運んでいた。この歳(小学生)でこんなにうまいものを食べて大丈夫だろうか。

姪は何があっても可笑しい年頃らしく常に笑い転げていてとても良かった。赤ちゃんの頃も可愛かったけど色々喋るようになってもまたかわいいな。たまに現れる謎の親戚のことをどう思っているのだろうか。

私は子供をもたない人生を選んだ。理由は特にない。子供を産み育てることにあまり興味がなかっただけでネガティブもポジティブも感情を持っていない。
ちょうど私と同じレベルで『子供がいない人生』を思い描いている人と結婚したので、ライフステージ的にも上がりだ。と私は思っている。

ただやっぱりこの状態に来るまでは嫌だなと思う瞬間はしょっちゅうあった。早く、子供を持たないことに対して理由を聞かれることがない世の中になってほしい。

以前、姉になぜ子供を持とうと思ったのか聞いたら、「あんまり深く考えてなかった」だった。けっこうそういう人はいると思うし、子供を持たない理由も同様にその程度でいいと思っているんだけど。

でもなぜか世間は子供をもたない選択に対しては質問していいと思っているし、当事者も答えを用意しなければならない気がしている。どちらかが、自分は正しい側だと思った瞬間が終わりだ。

私も気をつけないと、急にメインストリーム側にくってかかる瞬間が来そうでこわい。今でも「そのうち産みたくなるよ」「将来後悔するよ」といって勝ち逃げ顔をされたら攻撃力が増すと思う。

そもそもべつに子供が嫌いなわけではないし、姪を含む若い子たちはみんな健やかに育てよと思っているのだ。バリバリに納税してるし。
よし。これからも納税するぞ。税ってすげーんだぜ!(最近の匿ラのおもしろかったやつです)

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