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【行政法概論】 期末試験の対策と傾向 《頻出問題集付き》 【同志社大学法学部】



Ⅰ はじめに

1 筆者の略歴

 2023年4月現在、同志社大学法学部法律学科に在学中。

2 この記事の内容

 この記事では、「行政法概論」について「期末試験の対策と傾向」について解説しています。勉強方法、試験の問題形式、出題の傾向など試験に臨むうえで押さえておきたいポイントを説明しています。

※過去問は著作権上の問題で掲載しておりません。


Ⅱ 成績評価

1 評価基準

 授業内評価が100%です。つまり、試験期間に行われる期末試験の結果で成績評価がなされます。また、僅差で落単した場合に備えて第3回授業時に任意でレポートを提出することで、救済を受けることができます。

2 得点率

 平均得点率は公表されていないので不明ですが、おそらく5割ほどであると思われます。

3 成績と得点

 成績分布から、ほぼ素点による相対評価で、A = 9割、B = 8割、C = 7割、D = 4〜5割と予想されます。
 例年、半数以上の学生がD評価です。救済レポートにより単位取得できているのだと思われます。


Ⅲ   試験の詳細

1 日程

 例年、期末試験は試験期間中に行われます。7月の第4週前後です。

2 試験時間

 試験時間は、70分間です。

3 持ち込み

 一切の持ち込みが不可です。よって、六法も持ち込みできません。


Ⅳ 出題形式

1 範囲

 黒坂先生と佐伯先生による授業分全てです。第1回から第14回授業までの内容が試験範囲になります。また、第3回授業で行われる講演内容はテスト範囲外です。

2 問題形式

 ◯✖️の選択問題が10問ほど出題されます。また、用語の穴埋め問題が15問出題されます。語句の書き取りです。そして、論述が2問出題されます。

3 傾向

 ◯✖️の選択問題は全範囲から満遍なく出題されます。また、用語の穴埋め問題は例年同じ問題が出題されます。論述では「法律による行政の原理」、「行政行為の効力」、「行政法の実効性確保手段」、「国家賠償法」が過去に出題されており、例年似たような問題が出題されています。そして、論述では判例や学説を踏まえて説明させる問題を出す傾向にあり、用語や定義の理解だけでなく、判例法理の正確な知識も求められます。

4 配点

 選択問題が10点分(1点✖︎10問)、穴埋め問題が20点分(2点✖︎10問)、記述問題が60点分(30点✖︎2問)出題されます。

Ⅴ 期末試験の勉強方法

1 全体の流れ

⑴ 授業レジュメを読む

 まず、授業レジュメを通読します。授業で習っている内容や問題を把握してしまいましょう。

⑵ 教科書を読む

 次に、教科書を通読します。授業レジュメに書いてあったことを、教科書を読んでより理解を深めましょう。大切なところにはマークをし、どこに何が書いてあるのかも把握しておきましょう。

⑶ 過去問を解く

 一旦、過去問を解いてみましょう。現時点で、どれくらい解けるか確認します。7割くらい解ければ良いでしょう。

⑷ 数回通読する

 本試験では六法を持ち込めないため、記述問題で条文を書く必要はありません。よって、条文を覚える必要はありません。しかし、語句問題が出題されることから、注意深くレジュメを読み進める必要があります。



Ⅵ   頻出問題まとめ集

1 概要

 過去問や授業レジュを研究し、特に頻出の問題をピックアップしました。オリジナル問題集で、復習後の演習にご利用ください。なお、データはPDFです。

2 空欄補充 頻出問題集

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