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アーマード・コア6を完走した感想

あーおもしろかった。
Sランク埋めはまだだけどクリアしたってことでいいよね?いいよ。


全ミッション達成の実績が解除された時のプレイ時間は44時間だったはず。飯風呂の時間とか仮眠の間もゲームつけっぱだったから実際には40時間弱くらいかも。発売日からクリアするまでの3日間マジでTwitterもyoutubeも開かないで一生コントローラー握ってた。携帯も触らなかった。ブルアカのデイリーやるときだけちょっと触った。それくらい熱中した。ほんとにおもしろかった。1本のゲームをクリアするまでぶっ続けで遊び通したのとかめっちゃ久しぶりな気がする。

ひととおりクリアし終わった後の感想としては、

マジでこれ。
俺が今まで遊んだきたうえでのアーマードコアのイメージって、操作がめっちゃむずいけどゲームとしての難易度自体は実はそんなに高くないってかんじだったんだよね。(アーマードコア歴は3SLを友達に借りてちょこっとやったのと、FAとVDはひととおりクリアしたくらい)。
操作の複雑さと機体を作るにあたってのパラメーターの数字の羅列とかからなんかカロリーが高めのゲームだと思われがちだけど、そこそこ遊び始めたらクリアまで走りきること自体は割とカジュアルにいけるみたいなゲームだったと思う。対人はまたちょっと話が変わってくるのでアレだけど。

今回の6に関しては、これまでのシリーズと比べるとゲームとしての難易度はなかなかに高い気がした。所謂「死にゲー感」がめっちゃくちゃ強かった。
多分あえてその難易度設定なんだろうな、とは思った。正直フロムソフトウェアって名前を聞いたら、「ダークソウル」とか「SEKIRO」とか「エルデンリング」とか、ほとんどの人がこのへんのタイトルを思い浮かべる人が多い気がする。アーマードコアのタイトルは10年間出てなかったわけだしそれはそうって感じもするけど。その間に発売された上記のタイトルがどれもちゃんとおもろくて名作なもんだからなおさら「フロム=死にゲー」って印象はみんなもってると思う。
ちなみに俺はSEKIROとブラッドボーンがめっちゃ好き。特にSEKIROはマジで狂おしいほど好き。

だから、「アーマードコアの新作が出る」って聞いたときに、「アーマードコアの新作」だから買う人は確かに一定数いるとして、「フロムソフトウェアの新作」に期待して買う人もたくさんいたと思う。何なら後者のほうが多いまでありそう。今回の難易度設定はその後者の人たちをより楽しませる方向に強めに舵を切った感じなのかな、ってのが個人的な見解。
実際、セッション毎のボスの固さとか行動パターンとかがなかなかエグめで笑っちゃった。ノリと雰囲気で越えられる感じが全然なかった。もちろんシリーズ過去作でも強いボスはちゃんと存在したしそれなりに強かったけど。
チュートリアルの飛行機がクソ強くて倒せねえとか、チャプター1の最終ボスが一生越えられねえみたいなのはなかった。終盤めっちゃ強い敵が居て倒せねえとか、n周目の最終ミッションが難しいとか、そんな程度だった気がする。1周目時点で何時間かけてもクリアできねえみたいなことはなかった、、と思う。

なんかシリーズのファンのうち一部の人が、今回の難易度に対して物申してる人がいるらしい。
まあ言いたいこともわかる。待望の新作をおつまみぽりぽり酒でも飲みながらじっくりまったり遊ぼうと思ってたのにいきなり目の前にガスコイン神父とかまぼろしお蝶が駆けつけてきて戦えって言われても困惑すると思う。アーマードコアは好きだけど死にゲーには特に興味がなかった人からしたら、今作の雰囲気は「なんちげ」感を覚えてしまってもおかしくはない。それくらい今までと今作にはギャップがあった。

ただ少なくともそのギャップが、俺に対してはドチャクソにぶっ刺さってた。アーマードコアが好きでフロムの死にゲーが好きな俺にとっては最高のゲームだった。俺のために小倉がつくってくれたのかもしれないありがとね。
「フロムゲー」らしく試行回数でミッションクリアを目指せる部分と、「アーマードコア」らしくアセンブル(機体の構成をいじるアレのこと)で自分の至らなさをカバーしていけないか試行錯誤できる部分が両立されていて非常によかった。
定期的に出てくる意味不明な強敵に足止め食らってどうすりゃええねん、、、ってなったり、その都度ぜってえぶっ〇してやるからなってトサカにキてみたり、ギリギリのところで負けて台パンしかけたり。
その時間が本当に楽しい。それを経ていざ倒せた時の解放感からしか得られないものがある。
どうでもいい話だけどクリアするのに一番時間がかかったのはチャプター4の最後のアレ。次点でチャプター4の選択ミッションのアレ。まーーーーーーあったまっちゃったね。アセンブルでどうにかすればよかったんだけど「俺はこの機体でやる」っつってムキになっちゃうんだよね。
なんやかんや1周目が一番時間がかかったかも。2周目以降で解放されるミッションは最終ボス含め意外とそんなに時間かからなかった。強パーツとか強アセンがだんだんわかってきちゃったってのが理由な気がする。1周目の試行錯誤の期間が一番充実感があったかもしれない。

当たり前すぎて書くの忘れてたけど普通にゲームとしての出来もよかった。グラフィックがいいとかそういう話。めっちゃきれい。機体の質感がめっちゃいいから一生カメラぐりぐりして眺めてられる。あと空とか建物の雰囲気もめっちゃいい。
音もいい。いちいち音がいい。ブースターの音とか弾の当たる音とか。敵のプロペラの音とかもいちいちいい感じ。BGMもめっちゃいい。シリーズ通してBGMがめちゃくちゃかっこいいんだけど今回もマジでいい。サントラ買いたい。

そんな感じでした。フルプライスだと高いけど面白さは保証します。アセンブルうんぬんとかパラメーターがアレめんどいとかで渋ってる人もいるかもしれないけど、アーマードコアシリーズ未経験の友達がウ〇コみてえなアセンブルで強ボス突破してるのを見届けたりしてるので割とどうにかなる気がしてます。既にyoutubeとかに最強パーツランキングとかぶっ壊れパーツがどうのこうのみたいな動画が上がってるっぽいのでその辺を参考にしたらどうにかなりそうです。試行錯誤が楽しいから見ないのをおすすめしたいけどね。死にゲーが好きでロボットにアレルギーがなければ買ってみてもいいと思います。以上。


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