拗らせ女子が主人公の、『勝手にふるえてろ』を観た

こんにちは、えだまめです。

社会人生活が約3ヶ月過ぎました。今日は謎に午後休を貰えたので、帰って来てから映画を観ました。

今日観た映画は

『勝手にふるえてろ』

です。

絶対どストライクな映画だろうなと思っていたのですが、やっぱりどストライクでした。主人公のイタさが絶妙に気持ちよかったです。

最終的には純愛ラブストーリー的な感じで綺麗におさまっていたのですが、中盤の主人公の暴れっぷりは観てて爽快でした。所々共感できるシーンがあり、自分のイタさを客観視してるのようでダメージも喰らいました。 

1番共感したところは、主人公が好きな人を視覚で必死に捉えようとするところです。決して自分からアプローチしようとせず、ただひたすら目で追いかける。自分が得られる情報で、好きな人のイメージを固めてしまう。私も同じ様な性質を持っているので、主人公の気持ちが痛いほどに分かってしまいました。

現に、私も4年くらい同じ人に片想いをしていたことがあります。主人公の様な暴走はしていませんが。

でも、片想いで拗らせた相手への理想があると、付き合い始めたらしんどいと思うんです。主人公が作中で言っていた

「違和感がない人と一緒に居るのが1番良い。」

というセリフは、的を得ていると思いました。

10年間片想いをして、ずっと自分の世界に閉じこもっていた主人公であっても、将来の孤独には耐えられない。理想で固められた初恋の人より、今の自分を受け入れてくれる人が良い。

結局、恋愛拗らせ女子の心をほぐすものは恋愛なんだなと、この映画を観て思いました。

蛇足ですが、社会人になった1くんのあの雰囲気。マッシュ最高。眼福でした。身近に居たら絶対沼ると断言できます。

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