この街には君がいない

こんばんは、えだまめです。

題名は、忘れらんねえよのタイトルからパクリました。

一昨日、元カレが私の住む街から旅立ちました。東京に就職するみたいです。

なんで元カレの近況を知っているかというと、卒業式の日に会ってしまったからです。偶然にも。

深夜、別れが惜しくて友達とご飯に行った帰り道。その時に元カレとすれ違いました。心臓が止まるかと思いました。そして、ビールの酔いとあの頃の記憶のフラッシュバックが重なって、私は泣いてしまいました。

「あんな奴ほっといて、行こ!」

と、泣いている私の肩を抱いてくれる友達。その後ろで、

「追いかけろよ!最後だぞ!」

と、騒いでいる元カレの連れ共。人の恋愛を面白がりやがって、と、内心怒りも沸きましたが、追いかけてくれたら良いのに、と期待したのも事実です。すると後ろから私の名前を呼ぶ元カレ。

「ちょっと話いい??」  

そう言われてときめいてしまう自分も馬鹿だなと思いながら、友達に断りを入れ、街の隅で久しぶりに話しました。元カレの言い分をまとめると、

・別れたことに後悔している。これからも後悔し続けると思う。

・何度もまた会おうとしたが、振った身なのでできなかった。

というものでした。私が言って欲しいと思っていた言葉が次々と発せられ、別れて半年間の辛さが、スーッと消えていく感覚がありました。1人の男の言葉で、こんなに自分の感情は揺さぶられるのだと、悔しくもなりました。

結局はお互い元気で頑張ろうという結論に至り、復縁することはなかったのですが、気まずい別れ方をしていたこともあり、和解できて良かったと思います。

記憶を忘れないうちに言語化しておこうと思った今日です。

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