Skraban-Deardorff症候群の息子のこと: 4回目 運動発達;微細運動

 息子の微細運動で問題が発覚したのは、手づかみ食べの時。バナナが持てない。つかむのも下手でしたが、つかめると握りつぶしてしまう。どうも力の加減がうまくできない様子。一歳から入っていた保育園では、先生から”スプーンを握っていられないんですがどうしてでしょう?”と。全体に発達の遅れも目立ち始めてましたから、先生に、多分先天的な問題があってうまく力が入れられないのだと思いますとお伝えして、食べさせてもらっていました。
できない割に意外とモチベーションがあるのも息子の特徴で、周りを見て真似してやろうとする、褒められるともっとやる気がでる、夢中になると繰り返しやる、といった特性が(症候群の特性が本人の特性かは不明です)功を奏して、次第に色々できるようになってきています。5歳現在、ハサミで適当切りはでき、スプーンで上手に食べられます。フォークも使えますし、エジソンばしもやる気がある時は使っています。
5歳になり、プライドが出てきて、苦手さを感じるとやりたくなくなってしまうことも出てきましたが、ゆっくりゆっくりとはいえ成長が見られるのは嬉しい限りです。

おまけ:ハサミのこと。
 今は普通のハサミも使えますが、  はじめはHARACのユニバーサルデザインCASTAを使わせていました。カスタネットのようなこのハサミはうまく握れない息子に、切る喜びを教えてくれた貴重なグッズでした。

CASTA 
刃の部分のカバーははずしても使えます。

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