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最多忙記録更新中

キャリア上、いまがいちばん忙しいかも…という感想を年々というか日々更新している気がします。という書き出しで何か書こうと思っていた矢先、働きすぎで発熱、ダウンしてしまいました。毎日のスケジュールには、ウォーキングやお茶の時間、それから睡眠も必須事項に組み込んでいて、どんなに仕事量があっても一定量以上休むようにしていたんですけど。更新の記録もこのあたりが限界値ということなのかもしれません。

アニメの設定画をつくる仕事では、アイディア出し、ラフの作成、清書とカゲつけという段階があって。5年ぐらい前までは、えーこの作業苦手だなあと思っていた作業もあったのですが、問答無用にあげていかねば未来はない、というかギャランティがなくなっちゃうという状況が続いてゆくうちに、その苦手意識もいつの間にかなくなっていました。

文句を言うヒマがあったら手を動かす、得意じゃないと思っている部分が何かを洗い出して、その対策を考え、勉強して、実行する、という感じでやっていたのが血肉となっていたようです。これはこのぐらいかかるかなと思っていた作業が想定より早く上がって嬉しくなってしまったり。ただ忙しさに振り回されるだけじゃない、その中をどうくぐり抜けるかと考えるようになってからは、とにかく仕事が楽しくなっています。タイトルや一文めには書いているものの、日々の作業の中では「忙しい」という単語が浮かぶことはなくて。浮かぶのは、うっわ、いっぱいやることがあるなぁさてどうする?というワクワクした気持ちばかりだったりします。

ちいさな家族が増えて、まいにち絶対的に仕事ではない、けれど真剣勝負の時間が必ずある、という状況になったのも大きいのでしょう。あるイミ野放図に机に向かっていた頃よりも、仕事の大切さ、楽しさを意識するようになったように思います。ジブリ映画「風立ちぬ」で、仕事が本格化するタイミングで結婚を決めた本庄の気分も、いまならわからないでもないなと。ほんとうは仕事量が半分くらいでもきちんと食べてゆける価格設定の仕事が増えてゆけば良いのですが、それはもっと大きな枠組みでの問題なので。とりあえずいまはいまある仕事をしっかり片付けてゆくこと、片付けてゆける心と体を保つこと、とくに心、心のときめきをキープしつつ、さらに日々更新することに集中したいところです。

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