「月刊ニュータイプ」10月号
「月刊ニュータイプ」最新号を読みました。「井上俊之の作画遊蕩」は、鶴巻和哉さんとの対談の後編。2000年台初頭の「フリクリ」のころ、雑誌やムック本が制作スタジオのことやメイキングにだんだんふれなくなり、どうやってその情報にアクセスすれば良いのかよくわからなかった時代のガイナックスについての話がとても興味深かったです。スタジオジブリ特集、スタジオ地図特集、みたいなものとは違う、アニメーターのかたの視点からみた、各アニメ制作スタジオの持ち味の話はもっと聞いてみたいところではあります。一時期、作品の都合で通っていたこともありますが、たぶん一般的な会社とは違うし、かといって同好の士の集会、のようなフランクな感じでもない、やはり独特の磁場がある世界でしたので。
先月お休みだった「ファイブスター物語」は、何事もなかったようにいつものペースで進行中です。よかった。いつものペースということは、なんてことないように見える会話の中に多くの情報や新設定がしれっと提示されているということでもあり。これからおりにふれて再読してゆく楽しみが増えました。最新単行本も来月発売で決定、ジョーカー太陽星団の年表ぐらい揺らぎがなさそうで、これまた楽しみです。
そしていつもよく当たる占いは、全般運も愛情運も、通信が吉、とのこと。また、うっかり失言や荒っぽい口調に注意、ともあります。言葉遣いにはいつも気をつけているっつうのに、エル・レイメドゥーサ先生は何を言ってやがるんでしょうか、べらんめえ。おっといけない、そういうとこだぞ。そんな感じで、誕生月であっても、相変わらず上げては落とす、安心させてはくれない内容で。「ファイブスター物語」の最新巻を元気な心と体で読みたいので、ここからの一月も気を引き締めて生きてゆくことにします。
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