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PCが逝った話

お久しぶりDEATH。
タイトルの通り、PCが逝ってしまいました…
とはいえ、筆者も自作PC勢のはしくれ。
当日中に原因の特定、交換パーツの入手、交換で、自作PCを修理してみた
我ながら鮮やかに成し遂げたので、記録として経緯を紹介するよ

訃報

終わりは突然訪れたのであった。
新居への引っ越しも終盤、新しい机も届いて、設営も完了。
やっと起動できるぞー!とスイッチを入れようとすると、「チッ」と舌打ちのような音が聞こえただけでPCが起動しない。
内心パニックにはなったけど、まずは原因の特定をしないと何も始まらんのである。
お茶を一口飲んで、故障の原因探し開始じゃ。

原因の特定

症状は
・ケース、CPU、電源などのファンが一切回らない
・BIOS起動しない(映像出力なし)
・LANケーブル刺してる所のLEDはついてる
・POST(起動前にマザボがしてくれる自己診断)しない
といった感じ。

マザーボードは、ちゃんと電源が供給されていれば、電源ボタンを押した後にCPU、VGA(グラボ)、RAM(メモリ)とかに異常がないか自己診断をしてくれる。

ASRock公式サイトより引用

これをPOST(Power On Self Test)といって、それぞれパーツに問題が無ければBOOT(起動)のLEDが点いて、BIOSが起動する。そうして初めてROM(ストレージ)にしまってあるWindowsを起動してくれるのじゃ。

このPOSTすら始まらないということは、マザーボードにちゃんと電源が供給されていないということ。
引っ越しの運搬の途中で電源コードがズレたりしている可能性も考えて、電源コードを一度抜いてしっかり刺し直してみる。

・・・無反応。
電源のプラグに針金を刺してちゃんと通電するか確認する方法もあるけど、時刻は19時過ぎ。
当日中になんとかして修理したいので、細かい検証や、保証で交換パーツを注文して待つ余裕はない。

ということで21時まで開いてる秋葉原のTSUKUMO eX.さんに直行!

たすけてツクモ神

TSUKUMOさんは、自作PCに精通した店員さんが知識と好みを交えてすごく親身に色々教えてくれるPCパーツショップ。
症状と現状のスペック、入るスペース(地味に大事!)と予算を伝えると、いくつか候補を絞って提案してくれたので、今回はAntecのSignature 1000Wを購入。
壊れた元の電源は1250Wで、新しい電源と比べちゃうとパワーダウンではあるけど、元々少しオーバースペック気味だったし、Platinum認証なら1000Wでも十分でしょうというアドバイスに従ってみた。
帰宅して早速組み込んでみたら、問題なくPOST、Windowsも無事起動!
自分の見立てと店員さんの予想は当たっていた。

いや待って、認証って何?

PC電源でよく聞く80PLUS◯◯認証っていうのは、簡単に言うと電源ユニットのグレードのこと。
電力の変換効率でSTANDARDからPlatinumまで分けられてて、電源を選ぶ上で割りと重要な要素だったりする。
電源の選び方と重要性含め、詳しくは今度別記事で話すよ~


まとめ

こうして、TSUKUMOさんが21時まで開いてくれてたおかげもあって、故障発覚からおよそ3時間で即日修理ができましたとさ👏👏
壊れた方の電源の具体的な故障原因は分からないけど、電源メーカーの保証期間内余裕なので、販売店経由で修理に出して原因の特定ができればなーと思うよ。
戻ってきたら予備としてストックしとこうかな。

PCハードウェアの知識がなかったら、「うわーん電源入らなくなった😭」って買った店から修理に出して、何もできずに数週間待つことになってたと思うとゾッとするね!
保証も切れてたら、修理代として数万取られてた可能性もあったかも。
今回パーツ代のみで即日修理できたのは、間違いなく自作PCである程度こういったトラブルに慣れていたおかげだと思う。

さあ!君も修理代とかかる時間を節約しよう!
PC自作はいいぞ!

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