高3の1Q)通学コースの校外学習日

子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校の通学コース生でこの春高校3年生になりました。2022年4月からN高オンリー、N高純正品です。

今年度の校外学習日は5月中旬という早い時期に設定されていて、しかも通学コースキャンパスの近隣を7人くらいのグループごとに散策するというものでした。

近隣散策って…通学コースキャンパス立地によりますよねー。ボーリング場が近い、個室カラオケが近いキャンパスだと、そういう場所に行くことも多いのでは?そういう遊びもキャンパス内ではできないことだし、放課後に友達がバイトで忙しかったり、他塾への通塾で忙しかったり、あるいは単純に体力が不足気味で放課後に遊ぶということができない体力だったりして、「放課後に遊べばいいじゃん!」なんて乱暴に言うことはできません。それはそれで貴重な時間かと。

それにしても、お金を払わないと楽しめないスポットではなく、雑司ヶ谷霊園へ漱石の墓参りに行くとか、皇居runするとか、外国の大使館/領事館へ行くとか、札幌/東京/名古屋/大阪/福岡証券取引所見学に行くとか、献血ルームに行くとか(若者が見学申し入れたら、献血しなくても日本赤十字社さんが大喜びすると思うよ?)、造幣局に行くとか、裁判所に傍聴に行くとか、ハローワークに行くとか、新聞社見学に行くとか、そういうカネがかからない社会見学をした生徒はいなかったのだろうか?

お金払って楽しさを消費する遊びだけが遊びじゃない、いかに無料で時間をつぶせるか?ってのも大人の嗜みですぜ?

子すずめのグループは、入場料無料の市民ギャラリーで芸術作品を見て、商業施設の中層階にある展望ラウンジの休憩コーナーに居座っておしゃべりして、通学コースキャンパスからの「●時にここのチェックポイントを通ること」という指令のチェックポイントへ出頭し、2.5km先の大型都市公園へマクドのテイクアウトを持って散歩がてらお昼ご飯食べに行ったそうです。気が利く仲間がピクニックシート持ってきてくれてたそうで。それにしても、カネ使ってねープランだ…きっと日光浴したことでビタミンDの合成も進み、骨が強化されたことと思われます。

大型の都市公園にはサラリーマンらしき男女がひっきりなりにお昼休憩時にやって来ては、たばこをぶかぶかふかしてたらしい。

「あんなに喫煙者をたくさん見たのははじめて!公園って喫煙者の憩いの場所だったとは!新たなる発見だったわ!」

そうか、あなたたちの世代は喫煙者をあまり見かけずに育ってこれた時代なんだね…と世代間ギャップを感じました。

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