高3の夏明け2Q)公募制入試への出願の道のり

子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校の通学コース生でこの春高校3年生になりました。2022年4月からN高オンリー、N高純正品です。

11月に私立大学の某学部某学科の公募制学校推薦型入試を受験します。ということで、主に子すずめが目指している大学進学(指定校推薦枠ではなく、公募制推薦での大学進学)についての「出願に必要な書類を揃えて、出願するまでの道のり(保護者が感知している分)」を紹介します。

高2の1月:N塾主催の「進路に悩む保護者様向け勉強会」(参加事前申込制)Zoomでの勉強会(保護者の私が参加)

高2の3月中旬:角川ドワンゴ学園進路指導室主催の保護者も視聴可能な「学年・進路別生徒保護者説明会」として①大学進学希望者向け保護者説明会、②専門学校進学希望者向け保護者説明会、③就職志望者向け生徒保護者説明会の3種類のガイダンスがZoomWebinar開催。(保護者の私が参加)この説明会はとてもわかりやすかったので、保護者さんも参加(視聴)することを強くおすすめします。

高3に入って、生徒向けにはZoomで合同大学説明会(数か所の大学が集まって説明してくれる)や、海外大学進学説明会などなど、開催されていたようです。もちろん、2025年新設のZEN大学のオンライン説明会も複数回開催されてました。

高3の5月まで:進路希望調査アンケート(生徒)提出締切。

高3の6月中旬:角川ドワンゴ学園進路指導部より重要なお知らせとして「 進路に関する証明書発行についての重要なお知らせ」が保護者マイページにも通達あり。…私はこのお知らせを表面上サラリとしか読んでなくて、指定校推薦向けの情報だから自分たちには関係ないと思い込んでいて、後でちょっと困りました。公募制の推薦入試であっても、学校長の推薦書が必要な場合は、学園の進路指導部からのこのようなお知らせはしっかり読み込んでおいた方がいいです。

高3の7月ころ:N高指定校推薦リスト(大学、短大、専門学校)が情報解禁。保護者マイページのトップページもしくは「お知らせ」をダウンスクロールすると、指定校推薦情報が出てきました。

高3の8月15日(8月のレポート提出締切日):高3時の8月までのレポートを提出していることが、調査書発行のための前提条件となっています。また生徒本人は8月までのレポート提出とともに、「調査書用資格検定フォーム」の提出をしておくといいでしょう。「調査書用資格検定フォーム」には高校在学時に取得した英検やITパスポート、中国語検定などの資格についてや、自主活動で表彰されたこと(パリパラリンピックで金メダル取ったとか、カクヨムで奨励賞受賞したとか)などを書いて提出します。その情報に基づいて調査書が作成されるそうです。

高3の8月下旬:通学コース運営部主催「通学コース・オンライン通学コース制限定の進路ガイダンス」開催。保護者も視聴できました。(保護者の私が参加)

高3の8月下旬:共通テスト受験希望者のための進路指導室から生徒へのZoomガイダンスあり。

出願開始日の3か月前まで:調査書発行依頼。調査書の有効期限は出願開始日の3か月以内なので、たとえば11月の推薦入試で取り寄せた調査書が余ったからといって、2月の一般入試で使えないこともあるので、調査書の発行日には注意。

推薦入試の受験日のおよそ2か月前:学校長の推薦が必要な試験(指定校推薦だけでなく、公募制学校推薦も)を受験する場合は、N/S高等学校進路指導部へ「校内選考フォーム」を提出します。校内選考には2-3週間要するとのこと。

校内選考に通過したという連絡があった後:推薦書発行依頼をする。文書作成までに2-3週間要するとのこと。推薦書に同封して厳封の上で提出しなければならない生徒側の出願書類(生徒の自己推薦書など)がある場合は、推薦書発行依頼したタイミングでその書類を角川ドワンゴ学園の進路指導部へ送付します。追跡可能なレターパックで送付するのがおすすめです。生徒側の出願書類が学園の進路指導部に届いて、推薦書が作成し終わったら、両書類を一緒に厳封して自宅に返送されてきます。

学園からの推薦書等が自宅に届いた後…出願!:その自宅に届いた推薦書や推薦書と同封する書類を、生徒自身が大学のアドミッション・オフィスへ郵送して出願します。
(子すずめの志望大学はオンラインで出願する部分と、郵送で大学のアドミッション・オフィスへ提出する部分と、2重構造の出願形態になっています。大学独自のネット出願ポータルサイトに事前登録をし、写真や入学検定料支払い方法を登録するという「ネット出願部分」と、高校側が作成した書類を郵送する「郵送出願部分」があります)

…まあ、まだ出願期間ではないのですが、現時点での道のりを書いてみました。

私の誤解は、公募制推薦入試って学校長の推薦書不要かと思っていた(学校長の推薦書は指定校推薦だけに必要かと思っていた)こと。自己推薦型の入試の場合は高校の学校長の推薦書が不要なこともあるらしい。(自分の志望大学の出願書類要件をしっかり読み込もう!)

それと、高校側が出願に必要な書類(調査書や推薦書など)を作成し終えたら、受験する大学のアドミッション・オフィスに直接送付してくれるのかと思ってたけど、違ったこと。(我が家のケースはN高進路指導部→自宅→大学アドミッション・オフィスと、自宅に一旦返ってきた。ほかの大学を志願する場合は違うのかもしれないので、この情報だけ鵜吞みにしないでね)

もしN高進路指導部の人がこれを読んでいたら、来年度は私のような理解が甘い保護者が出ないように、進路指導説明会などで「昨年度の保護者さんは、こちらからの重要資料の読み込みが不十分で困ったらしいですよ?」と話のタネに使ってください。

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