再誕生のカードを引いた話

私は自分の考えや望みをなかなかすぐにつかみにくい。だから毎日、OSHO禅タロット カードを一枚引いて、その日の自分へのアドバイスやどう1日を過ごせばいいのかを確認している。

もう一年は続いているだろうか。毎回、手厳しいメッセージや思いもしなかったことを指摘されるので自分を冷静に見るのにとても役立っている。

すぐに腑に落ちるものもあれば、なかなかわからず1日経ってからそういうことかとカードの真意に思い至ることもある。

今日のカードは再誕生。
今は再誕生の過程です。内なる誕生を見守りましょう。とのこと。

今はどの位置にいるのか、
ラクダなのか、ライオンなのか子どもなのか。
それぞれ象徴するものによって立ち位置が異なるから、今はどの過程なのかをよく見て認識すること、そして次のステージへ移る過程にいるのだと伝えている。

大事なのは、今の自分がどの位置にいてどんな状態であれ、それを許すこと。許すことで再誕生のプロセスが進むだと。

どんな感情でもそうだが、感じきると面白いくらいに消え去ってしまうことを思い出した。

感情というものは、心がそれを感じるために生まれていて、それを丁寧に受け取ったら役目を終えて消えるのだ。

体験も味わいきったら、次へ進む。

大人になってから、三輪車やジャングルジムで遊んでも子どもの時のように一日中は遊べない。
そこから得られる楽しさを味わいきったから。



このカードを引く前に、私は今まで自分を生きることをしていなかった。
今もどこかで逃げているし、本当の望みと向き合うのが怖いから見てみぬふりをしている。というようなことを考えていた。
(昨日引いたカードが「妥協」のカードで、まさにそういうことを指摘されたのだ)

敬愛する方からも、そろそろ覚悟決めてみたら?などと言われたりもしている。
それでも、覚悟を決められない自分、考えずに逃げている現状、周りの優しさに甘えて、それに甘んじて良しとしている今。

自分を責めることだけはしなくなって、それは大きな成長だったと感じてはいるが、逃げている事実は誰より自分が一番よく知っていて、どこかスッキリしない居心地の悪さを感じているのだ。
いや、感じないように見て見ないふりをしている。
堂々巡りの真っ只中だ。


そんな自問自答している自分や現状を、このカードは許せと言う。
許せと言われて、自分は許していなかったのだと気付く。

自問自答してぐるぐるしているのが嫌だったのだ。本当は嫌なのに気付こうとしないからやり続けている自分というのも許せなかったのだ。

でも、人間だからそういうこともあるよね。
そういう時期もあるよね。
嫌になるほどとことんぐるぐるすれば、そのうちそれにも飽きる時が来るよね。

それでいい。


それで、いいんだ。



それを、よく観察しておくこと。
そうすれば無理なく次へ進んでいける。


軽やかに。


(ちなみにこの記事を書ききった時間が11:11だった。

ゾロ目1111の意味は、強く望んでいることが実現し運命の出会いがあることを意味します。 また、仕事や恋愛などあらゆる面で、良い転機を迎えることを示す重要なメッセージとしても捉えられます。だそうだ。

よき!)

最後まで読んでいただきありがとうございました! あなたのしあわせを願っています♡