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夜明け -詩-

射干玉の闇に取り残されるのはわたしだけだ。
ああ泣かないでおくれ、わたしは嬉しいのだから。
あなたは前に進まなければならない。

夜明けを見るのはあなただけだ。
喜びの歌をきくのはあなただけだ。

さあ光の雫を飲みなさい、明日を迎えるにはそれしかない。

静謐な昨日は別れを告げた。

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