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他人の目で動く日本人

「日本人はロボットのようだ」
「建前があり、本心がわからない」

これらは外国人によく言われる日本人像だ。


今まで日本人はルールに従順なのだと思っていた。
どんなくだらないルールであろうと従う国民性なのだ、と。
最近それは違うとわかった。

日本人の行動規範になっているのは「他人の目」
自分がどう見られるか、他人と違う行いをして、社会やグループから追い出されないか。
人間の進化を見れば、それは自然な本能だと思う。昔はグループに属していなければ生きていけなかったのだから。

車を運転するとき、「法定速度」を守るように教習所でもしっかり教わるが、いったん慣れてしまえば、周りとおなじように法定速度など守らない。

「スマホ歩き」は危険だと周知されているのに、守らない。みんなやってるから。

「マスク着用」が大っぴらに任意となってもほとんどの人が着用し続ける。みんなが着けているから。

個人的に諸悪の根源は日本の教育にあると思っている。学校で同調圧力をしっかり叩き込まれ、そのまま大人になっていく。
そんな日本を見ていると気持ち悪くてたまらない。自分で考えることをやめ、集団催眠にかかっているようだ。そんな人達から見れば、自分こそ気持ち悪いアウトローなんだろう。

日本人ほど謙虚な国民はいないと思う。そこは大好きだし、すばらしい国になれると思うのに。

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