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$MDB モンゴDB 2023年4月〆決算分析

【今回決算】

売上高○:368.3M vs 347.6M(Est)
EPS○:0.56 vs 0.18(Est)

【業績推移】

業績推移

ティエン・ツォの理論に基づく経営指標は以下の通りです。

財務は比較的健全です。

定期利益率は改善傾向にあります。

ガイダンス

次の四半期では売上高成長率は33%程度を予想しています。

ガイダンスは大きく上方修正されました。

【所感】

 SaaS会計を評価するとき、Sales&Marketingの費用は成長コストと呼ばれます。継続的な売上を積み上げるという性質から、営業コストは投資に近い性質の費用といえます。

Sales&Marketing費用を、新たに獲得したサブスク売上(ARR)で除して計算される指標は、新たに1ドルの定期収益を獲得するのに要した営業コストであり、Growth Efficiency Index(GEI)と呼ばれます。

少し気になることは今期のGEIが今までの四半期と比較して格段に大きい(新規獲得の効率が非常に悪い)ということです。

この四半期は対話型AIの登場など、新たな需要が開けてきたタイミングでもあるので、来期以降もこの傾向が続くかどうかは観察の必要があると思います。

当然PERは割高な水準なので、長期保有ではなくAIブームをプレイするための銘柄としては優秀だと思います。


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