$UPS 2023Q2決算分析
【決算結果】
EPS○:2.54 vs 2.5
売上×:22.1B vs 23B
【業績推移】
売上高は220億ドルでした。過去6年平均は210億ドルで、前年同期比-10%です。
調整済み営業利益は29.5億ドル、マージンは13.3%でした。前年同期は31.4億ドル、マージンは14.4%でした。
通年ガイダンスは以下の通りです。
売上:930億ドル(970億ドルから下方修正)
調整済み営業利益率:11.8%(12.8%から下方修正)
配当:~54億ドル(不変)
自社株買い:~30億ドル(不変)
弱いガイダンスと言えるでしょう。
【考察】
すこぶる悪いとまでは言えないものの、業績はやや不調です。
売上、利益ともに前年より悪く、ガイダンスも引き下げられました。
目先の株価が上がる理由は皆無と言ってよいでしょう。
配当利回りは3.67%、PERは16.8倍程度です。過去と比較すればバリュエーションは比較的安いです。
業績は安定的で、経済活動が活発になれば従属的に改善する傾向にあるように思います。
景気拡大局面が再度訪れたタイミングで業績は改善されるので、配当狙いで小さくポジションをたてて、長期保有する戦略も一興かと思います。
個人的レーティングはneutralとします。
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