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仕事よりも、仲間を探す

世界には、まだ私が知らない仕事や会社がたくさんあります。

だから、なにかひとつの仕事をしてみたり、どこかひとつの会社に勤めてみたりして、
なんだか違うなと思ったら転職をすればいいと思っていました。

どこかにはきっと私にぴったりの仕事があるはず!

……なんてね。

そんな風に思っていたから、
今の仕事が自分にあっていないと思っては転職サイトを見たし、
他の生き方がしたいと思っては何か別のやることを探していました。

でも、そんなことを半年ほど続けてきた今、
何かしっくりする仕事や、これだと思う仕事を探すことはしなくなりました。

何かぴったりの仕事が見つかったわけではないけれど、
仕事探し、やること探しはやめました。

それは、ちょっと遅かったけれど仕事がどういうものか見えてきた気がするから。

仕事は単に「やること」ではなくて、「やること」は仕事のほんの一部。

私のシステムエンジニアの仕事で言えば、
コードを書いたりドキュメントを作ったりしているという、その部分。

「やること」以外の部分は、何のためにとか、誰ととか。

会社が契約したクライアントのパフォーマンス向上のために、
プロジェクトにアサインされたメンバーと一緒に、という部分。

仕事ってそういういろんなパーツが組み合わさってできているものに見えてきたら、
仕事としての「やること」を探しても、しっくりくる、これだという仕事は見つからないと思いました。

(ただ単に、作業そのものにはそこまでこだわらないタイプというのもあるかもしれませんが…。)

その変わりに、仲間を探すことにしました。

こんな社会にしていきたいという同じようなビジョンがあって、
その実現のために深くコミットすることを惜しまない、
信頼して安心できるような関係を築いていけるような、そんな仲間。

そんな仲間と一緒に、仕事をつくっていきたい。
自分をどこかに当てはめるのではなく、自分と仲間を活かしていきたい。

そのために、私は自分を掘って掘って本当の自分になっていく。
そして、それを出していく。

すごく地道で時間のかかることだけれど、
心地良い、本当にやりたい仕事を探す、という就活のときからの難問の解法がやっと少し分かった気がしています。

とはいえ、探すというよりは自然と見つかるものだと思います。

良い感じのタイミングで、良い感じの仲間が現れる。
ちょうど、思いもよらなかったシステムエンジニアという仕事が降ってきたように、どこからともなく。

きっと素敵な出会いがあって、最高の仲間になるんだと思います。

みなさんはどんな仕事がしたいですか?

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