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新卒でシステムエンジニアになりました(2)

新卒でシステムエンジニアを仕事にすることにした私は、
そのたまごとしての日々を送っています。

思いもよらなかった…、なんなら思い描いていた仕事とは真逆とも言えることを仕事にすることは、
なんと言ってもおもしろい!新しい発見はたくさん、だから楽しいこともたくさん!

でも、常にその何倍ものもやもやを抱えているのが本当のところです。

はじめはそれがなんだか分からなくて、ただなんとなく辛いことが多かった。
最近になって、だんだんとそのもやもやを言葉で説明できるようになってきました。

「平和な生き方ではない」ということ。

心も頭も、環境に優しくて平和な未来を作っていきたいと言っている。
なのに、私の手がやっていることはシステムを開発することに関するいろいろ……。

自分のいのちを注ぎたいと積極的に思えないことに、
自分の時間や知識といったリソースを使っているという、この現状がもやもやの原因でしょう。

もちろんすべては繋がっている。
だからシステムエンジニアという仕事が、地球の環境や平和と関係ないわけではない。

どこかで繋がっているはずだけれど、
私にはそれが薄く見えるから、意味とかやりがいをほとんど感じることができていないと思うのです。

かと言って、ほかにやりたいことがあるわけではないのです。
仕事の種類とか作業とかそういうのを超えた、生き方や働き方のことだから、
仕事とする「ことがら」を変えて解決するようなものでもないと思っています。

だから今の私がいるのは、「これだ」というものを探しているというフェーズ。

それは、なにか「これだ」というものがあらわれたり、あるいはその予兆を感じたとき、
迷わずその新しいなにか「これだ」というものをつかみに行く準備が整っているということ。

自分はいつどこでなにをどう選んでもいい存在なのだということを、
心で知って、そうする自分をちゃんと信じて、そして受け入れるということ。

「これでもいい」という消極的選択から、「これだ」という積極的選択へ。

それがどれだけ難しいことなのか、毎日のように感じています。
ありえないくらいアンテナを張って、心と会話しないと出会えないのだと感じています。

いまこうやって矛盾の中で生きるというのもおもしろいものです。
自分と社会と、まわりのみんなとその行動を、俯瞰できるから。

その力はぜひこれからの自分の未来を掴んでいくときに使いたいですね。

(※ぜひ前編の「システムエンジニアになりました(1)」もお読みください!)

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