銀行破綻でも利上げ継続のFRB、他〜初心者向け実践FX講座2023.5(1)

今回のトピックは、米FRBの利上げ表明について。
初心者向けのFX基礎用語は「テクニカル分析」「ファンダメンタル分析」「ヘッジ」について解説します。
興味のある話題があったらぜひ覗いていってくださいね！

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このnoteではトレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース：2023年5月2日　三菱UFJ銀行 ATM24時間稼働を廃止の方向

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230502/k10014056291000.html

三菱UFJ銀行は、キャッシュレス決済の普及による利用者減少を理由に、東京や大阪などの都市部にある24時間稼働しているATMの深夜から未明の稼働を、今年度中に中止することを決定しました。
全国1700か所以上の拠点のうち、98の拠点で24時間稼働していたATMも、最長でも午前6時から翌日午前0時までの稼働時間に短縮される予定です。

コンビニのATMは今まで通り深夜も利用できますので、今後いざというときはコンビニを頼ることになりそうですね！

FXコラム：銀行破綻でも利上げ継続のFRB、今後の動きに注目

米FRBは3日の会合で0.25％の利上げを決定したと発表しました。
アメリカでは今月1日に銀行大手の「ファースト・リパブリック・バンク」が経営破綻したばかり。
3月に破綻したシリコンバレーバンクを上回り、史上2番目の規模となる大手銀行の経営破綻がある中での利上げ継続との発表にダウ平均株価は大幅に値を下げました。
一方為替相場はFRBが利上げの一時停止を示唆する発言をしたことから、ドル売り円買いの動きも起こっています。
利上げ収束の兆しは見られるものの、バウエル議長はインフレの収束には時間がかかるとし、利下げに関しては否定的な考えを述べているため、今後も相場の動きは余談を許さない状況となっています。

FXの基礎知識：「サプライ＆デマンド」でショートエントリーを狙う方法

サプライ＆デマンドはサポート＆レジスタンスとほぼ同じ役割と言えますが、機関投資家などの大手が行うトレード方法で、「大きくポジションを取得し⇒部分利確⇒オール決済」という行為を繰り返すことで、そこに拮抗したゾーンを生み出します。
価格が拮抗して停滞する一帯は点を繋いだ線と言うよりも、変動幅のあるサプライ＆デマンドゾーンとして捉える方が的確という考え方です。
Supply＆Demand手法はbalance（均衡のとれた）とStrong imbalance（強い不均衡）という2つの状態にチャートを分解することで、チャートを分析していく手法になります。

詳しい解説はこちらの記事を参考にしてくださいね
→Supply（サプライ）＆Demand（デマンド）手法の解説
https://wp.me/paAhJs-14A

FX用語解説

テクニカル分析 (Technical Analysis)

テクニカル分析とは、チャートやグラフなどの分析ツールを使用して、過去の市場動向から将来の市場動向を予測する方法です。
テクニカル分析には多くの方法論があるため、自分に合った方法を選択するようにしましょう。

 ファンダメンタル分析 (Fundamental Analysis)

ファンダメンタル分析とは、経済指標や企業の業績などの基本的な情報を分析することによって、通貨ペアの将来的な価格変動を予測する方法です。
ファンダメンタル分析には、政治的な要因や社会的な要因なども含まれます。

ヘッジ (Hedge)

ヘッジとは、あるポジションのリスクを別のポジションで相殺することを指します。
例えば、米ドルを購入するポジションと同時に、ドル円を売却するポジションを持つことで、円高リスクを相殺することができます。
ヘッジによってポートフォリオ全体のリスクを管理することができます。

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね！
→FX用語集　
https://apple.co/2JMLHPI
→ウェブ版はこちら　
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナー:FX取引で初心者が陥りがちな失敗は何ですか？

初心者が陥りがちな失敗は、相場の流れに反したトレードを行うことです。
自分の感情や予想に振り回されて、相場の流れと反対のポジションを取ってしまい、大きな損失を被ることがあります。
また、レバレッジを過剰に利用したり、十分な知識や経験がないのに大きなポジションを取ることも危険です。
FX取引はリスクが高いため、十分な知識と経験を身につけ、リスク管理を徹底することが大切です。

来週の注目経済イベント

5月8日(月) 日 日銀政策決定会合議事要旨
5月9日(火) 豪 小売売上高（改定値）・ｳｪｽﾄﾊﾟｯｸ消費者信頼感
5月10日(水) 米 消費者物価指数
5月11日(木) 英 BOE金融政策発表、日 日銀会合における主な意見
5月12日(金) 米 ﾐｼｶﾞﾝ大消費者信頼感指数、英 GDP（速報値）・月次GDP・貿易収支・鉱工業生産

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編集後記

行楽日和が続くGW。
連日ニュースでは観光地の賑わいが聞こえてきます。
今まで忘れていた、連休の人の多さに改めてうんざりしている人もいるのでは？
この数日は気温の上昇も激しく、人混みと暑さに身体が慣れずに体調も崩しがち。
しっかり水分補給と休息をとって、連休後万全の体調で日常生活に戻れるようにしていきましょう！

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