初心者向け実践FX講座2021.12(1)

トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース：2021年12月1日 コロナワクチン3回目の接種開始

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211201/k10013369451000.html

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種が、12月1日から全国で始まりました。
まずは2回目の接種から8ヶ月以上が経過した医療従事者を対象に、その後順次高齢者など広く対象を広げていきます。

2回目から8ヶ月になる前に各自治体から接種券が郵送されるそうですが、8ヶ月以上経っても接種券が手元に届かない場合は発行券の申請を行うこともできるそうです。
https://v-sys.mhlw.go.jp/application/3rd-inoculation.html

懸念視されているオミクロン株についての有効性はまだわかっていませんが、これまでのデルタ株には有効性が証明されているため、この3回目の摂取が、今の安定した状況を継続する手段としてじゅうぶんに機能してくれると良いですね！

FXコラム：個人投資家が知っておきたい機関投資家について

企業や個人から沢山の資金を集めて投資という方法で運用しているのが金融機関・証券会社などの機関投資家です。
FXのマーケットは、中央銀行や大手銀行、大手証券会社、短資会社などがコンピュータの通信回線を通じて取引されるネットワーク市場（インターバンク市場）ですので、為替相場を動かしているのは、大きな資金を動かせる機関投資家になります。

個人投資家が億単位の金額でポジションを保有しても、このように膨大な額が動くFXマーケットでレートを動かすことは、閑散期でも難しいです。
個人投資家にできることは機関投資家に対抗することではなく、機関投資家の戦略をいち早く知ることです。

機関投資家についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
→FXのレート変動をさせている者の実態？！機関投資家の動きをチェック！
https://wp.me/paAhJs-UU

FXの基礎知識：サポレジラインを引くのに役立つZigZag

ZigZagインジケーターは高値と安値を繋いでジグザグを描いてトレンドの方向を知らせてくれます。
Zigzagは長期時間軸、短期時間軸、どの時間軸に適用しても、細かなノイズを省いたラインを引きますので効果を表します。
ZigZagラインで高値と安値を繋ぐことで、天井圏と底値圏も見えて来ますので、サポートラインやレジスタンスラインの水平線も的確に引くことが出来ます。

ZigZagインジケーターは、暫定高値や暫定安値がスライドして変化するのは当然ですが、確定したかに見えた高値安値も、更新された際にチャートの状況によりリペイントされます。
常に最新の状態が見られるのはメリットですが、その時の状態での検証がしづらいという欠点もあります。また、反転のタイミングしかわからないので、細かい値動きにも対応できないのもデメリットです。
他のインジケータも併用することで補っていきましょう。

実際の使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
→即時に相場の流れが把握できる「ZigZag」
https://wp.me/paAhJs-PO

FX用語解説：地政学リスク（ちせいがくりすく）

地理的な位置関係により、ある特定の地域の政治・軍事的な緊張が高まることによるリスクのことを言います。
資産運用する際において、地政学リスクは予想が困難であり、上記のリスクによりマーケットの流れが大きく変動することがあります。

国の政治や財政状況により、その国の通貨価値が急激に下がってしまうカントリーリスクと合わせて注意しておきましょう。

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね！
→FX用語集　
https://apple.co/2JMLHPI
→ウェブ版はこちら　
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナー：Q.ロスカットはいつ行われるの？

ロスカットの基準はFX会社により異なりますが、随時判定を行い、定めた必要証拠金維持率に見たなっくなった時点でロスカットとなります。
ロスカット前にはアラートでお知らせしてくれることが多いので、こまめにチェックしておくか、通知が届くような設定になっているか確認しておくと良いでしょう。

来週の注目経済イベント

12月7日(火) 米 貿易収支、欧 GDP（確報値）、豪 RBA理事会
12月8日(水) 日 GDP（2次速報）
12月10日(金) 米 消費者物価指数・ﾐｼｶﾞﾝ大消費者信頼感指数、英 月次GDP・貿易収支・鉱工業生産

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→FXニュース速報まとめ　
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編集後記

新型コロナの感染が収まる中、あらたな変異株であるオミクロン株への警戒が必要とWHOが発表しました。
再び不安と厳しい制限の中での生活が繰り返されないためにも、ここで感染を拡大させないようマスク手洗いは今後も気を抜かずに続けていく必要がありますね。
新株に対応したワクチンや飲み薬の開発も計画され、ウイルスの変異とともに対策のスピードもどんどん進化しています。
今できることを着々と行い、明るい年末年始を過ごしたいですね！

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最後までお読みいただきありがとうございました。