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4つのコストで考える失敗しない時短家電の買い方

今日は「4つのコストで考える失敗しない時短家電の買い方」 をお届けします。

前々回の記事
「時間を奪う"余計なことの見分け方"」
に関連して「自分に合った時短家電」を買う時のポイント をご紹介したいと思います。

(目次)

1.家電選びの基準は?



あなたは家電を買う際、何を優先し参考にするでしょうか?

価格? 性能? 口コミ? 見た目?
ランニングコスト?

経済状況や、家電を買う目的によって
「気にすること」は違うと思います。


☑ 「とにかく使えれば何でもいい」
☑ 「家のインテリアにあったものが欲しい」
☑ 「これくらいの性能を期待している」


など、人によって選ぶ基準は様々です。

「何を期待するか(何の目的で買うか)?」で
「何がいいか」は変わってくる。

ということです。

書いてしまうと当たり前の話なのですが、この前提が抜けてしまうと、どうしても口コミや価格だけを見て判断してしまい、買った後に「あれ?何だか期待していたのと違う…」となってしまうことがあります。

なので、口コミや価格を参考にしつつも、
「どう、自分に合った時短家電を選ぶのか」「どういった基準で判断すれば、満足度の高い買い物ができるのか」 についてお話していこうと思います。

2.自分に合った時短家電を買う3つのポイント



自分に合った時短家電を買うポイントは、次の3つです。

①得たい結果(=買う目的)を明確にする。

②実際に購入して使用する際に問題がないかを確認する。

③今、家事に払っているコストと、買った場合に払うコストを比較する。

「①得たい結果(買う目的)を明確にする」
とは、一言でいうと
「家電に何を期待するか」ということです。

 どれくらいの仕事をして欲しいのか?
 どんな仕事のクオリティーを求めるのか?
 どれくらいの費用(ランニングコスト)でしてほしいのか?

こう書くと、人材のリクルーティングみたいですが、同じことなのかなと思います。


「②実際に購入して使用する際に問題がないかを確認する」とは、例えばこういうことです。

 置く場所はあるか?

 自動掃除機とかだと、ソファーやベッドの高さより低いか?

 毎日、それを使うとして何かしらの問題や不便なことが逆に発生してしまわないか?

 音がうるさかったり、時間がかかりすぎたり、電気代がかかりすぎることはないか?

そして
「③今、家事に払っているコストと、買った場合に払うコストを比較する」
ですが、これは一言でいうと「コスト」の検討です。

今日のタイトルにもしている、コスト=価格ではなく、次項に挙げる「4つのコスト」で考えていきます。

3.4つのコストとは?



4つのコストとは、

① 心理的コスト
② 体力的コスト
③ 時間的コスト
④ 経済的コスト


この4つです。


それぞれ、どういう意味かというと…

① 心理的コストとは
それをやる度に「嫌だな」「苦痛だな」「これ苦手だな」と感じる度合いのことです。

例えば、私の場合、
濡れた服や食器を触るのが好きではないので、
洗濯や食器洗いには、かなり心理的なコストがかかります。

でも世の中には、「お洗濯が大好き♪」「お洗濯が得意!」みたいな人もいるので、こういった人は私に比べて、かなり心理的なコストは低くなるのではないでしょうか。

当たり前ですが、このように同じ作業でも人によって心理的なコストは違います。

② 体力的コスト
「労力がどれくらいかかるか?」
「どれくらいその作業で、疲れるか」

③ 時間的コスト
「どれくらい時間を要するか?」

④ 経済的コスト
「どれくらいお金がかかるか?」(導入費用、ランニングコスト、リサイクル費用)


この4つのコストについて、「今、もっとも家事に払っているコストが高いと感じるもの」のコストを下げてくれる家電を買うのがポイントとなります。

4.図で見る4つのコストの実例



コストについては実例を出した方が分かりやすいと思うので、私が乾燥機付き洗濯機を検討した時を例に挙げてみたいと思います。

私は図のように4つのコストを考えました。

※ランニングコストは、家計全体の月々のキャッシュフローに大きな影響がないので省略しました。

検討中の家電に関して、「今、どれくらいコストがかかっているのか」/「買えばどうなるのか」を数字にして比較したものです。

人によると思うのですが、私の場合、心理的なコスト(心と頭への負荷)を重視する傾向が強いです。

なので、少し「経済的コスト」が増えたとしても、それが許容範囲内なのであれば、
「心理的なコスト」をカット出来る家電を優先的に購入します。

特に洗濯に関しては、毎日のこと。

☑ 「今日は、天気大丈夫かな?」
☑ 「外に干して乾くのだろうか?/浴室乾燥機を使う?」
☑ 「生乾きで臭くなるのは嫌。浴室乾燥機だと全部入りきらないしなぁ…」
☑ 「いま回して出かけるまでに干し終われるだろうか?」
☑ 「洗濯、回してしまっていい?それとも帰宅してからにする?だけど、その時間から干して、乾くだろうか?お風呂の邪魔にならないだろうか」
☑ 「あー、まだみんな寝てるな… 洗濯回してしまいたいのにな。早くパジャマ脱いで入れてくれないかな?こっちの段取りも考えて~」

など、たくさんのことを考えることがしんどかったので、ボタン1つで乾燥まで全て終わるものを選びました。

「ほとんどの疲労は脳疲労」と言われたりもしますが、私にとっては少しでも余計な頭の疲労を削減し、脳を重要なことを考えるために使いたかったので。

とはいえ、人によって重視するコストは違うので、あなたにとって重要なコストを重視してもらえればと思います。

4.今日のまとめ



今日の話をまとめると、家電を買う際のポイントは次の3つです。

1.得たい結果(=買う目的)を明確にする。

2.実際に購入して使用する際に問題がないかを確認する。

3.今、家事に払っているコストと、買った場合に払うコストを4つの観点で比較する。
  ◆心理的コスト ◆体力的コスト
  ◆時間的コスト ◆経済的コスト

限りある時間を、大切な人や大切なことに使うための参考になれば嬉しいです。


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次回の記事(9/21)では、「やりたいのに、時間がなくて取り掛かれていないことはない?」 というテーマを取り上げます。

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