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能力がアップする方法はどっち?

今日は「能力」をアップしながら「時間がない」を解消していく方法 についてお伝えしていきたいと思います。

1.クイズ:どっちが能力がUPする?


さて、早速ですが、ここでクイズです。

先日、コチラの記事で、
「時間がない」を解消する2つのアプローチをご紹介しました。

アプローチ①
・処理能力をあげる
→時間当たりに出来ることを増やす。

アプローチ②
・作業量を減らす
→使える時間内に終わる作業量に減らす。

上記2つのアプローチのうち、どちらのアプローチを取った方が、自分の「能力」が高まるでしょうか?



なぜ、そう思いますか??
自分なりの答えが出てから、次にお進み下さい。




2.答え


答えは…


「②作業量を減らす」
です。

一見、「①自分の処理能力を高める」アプローチの方が、能力が高まっていきそうですが、
実は、②の方が能力が高まっていく可能性が高いのです。

なぜなら、
「①自分の処理能力を高める」というアプローチをとった場合、
次のような悪循環にハマってしまう可能性があるからです。

◆処理能力が上がるまでの間は「時間がない」という状態が解消しないので、常に未完了・未着手のことがある状態が続く。

ザイガルニック効果(※)により、作業効率が落ちる。

こなせる量が減り、イライラや焦りが募る。


自律神経にも影響し、パフォーマンスがさらに落ちる。

更に未完了タスクが増え、悪循環にハマっていく。

※ザイガルニック効果
・心理学の用語。
「やりかけのまま放置してしまうと、人はそれが気になってしまう」という現象を表したもの。
未完了タスクが増えれば増えるほど、「つい気になってしまうこと」で頭がいっぱいになり、思考がとっ散らかるので、集中力や能率が落ちてしまう。

一方、②のアプローチをとった場合、

◆今の処理能力に見合った作業量にさえ調整できれば、「処理能力=作業量」という状態をすぐに作りだせます。

その状態だと、未完了が増えて、ドンドン作業効率が下がっていくことはありません。

しかも、人間は繰り返せば繰り返すほど、何事も自然と熟達していきますので、結果的にドンドン時間当たりの作業量(処理能力)は上がっていきます。

ですので、「能力を高めながら、時間がないを解消していきたい!」という方には、②のアプローチがオススメです。

3.このアプローチのポイント


ちなみに、このアプローチを取る場合、最初からいきなり「さばける仕事量=抱えている仕事量」に出来なくて大丈夫です。

なぜなら、はじめは「自分がどれくらいの仕事をその時間内でさばけるのか?」ということが分からない場合が多いからです。

たいていの場合、自分の能力を過信して詰め込み過ぎてしまうので、まずは少しずつやることを手放していって、徐々に快適な量にしていきます。

もちろん最初は「全部大事」「やめられることなんてない」と感じるかもしれません。

「何をやめて、何だけするのか?」については次回以降の記事で取り上げます。もし「全部大事!やめられることなんて思いつかない!」という場合は、そちらをご参考にしてみてください。

ちなみに、先週末にメルマガ/note有料記事で公開した「時間がないを解消する7つの質問」でも「余計なこと」や「やめること」の実例を紹介しています。もしまだお読みでない方はコチラからどうぞ。

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