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「スーパーマーケットの電気代を大幅削減!未知の節電ハックに迫る~空調設備を効率的に運用する」


スーパーでは、電気消費量が大きい冷暖房を使用する夏場と冬場の電気代が高くなります。空調の消費電力を低減する方法をご紹介します。

冷暖房の設定温度を見直す
空調の設定温度を夏場は1℃上げ、冬場は1℃下げるだけで空調消費エネルギーを約10%削減することができると言われています。
設定温度の目安としては、冷房時は28℃・暖房時20℃が推奨されていますが、スーパーの場合、冷凍・冷蔵用ショーケースがある場所とお客様が出入りする入口付近では。4店内の温度も大きく異なります。
お客様や従業員の様子を見ながら、それぞれの場所に適した設温度設定をこまめにおこないましょう。

冷暖房のON・OFFを管理し使用する時間を短くする
日々の冷暖房の使用時間を短くするだけでも、大幅な電気消費量の削減が可能です。冷暖房共に運転開始は開店後、そして運転停止は冷房時の場合は閉店30分前、暖房時は60分前にすることで稼働時間を抑えられます。
ルールを決め、誰がおこなうかなどのチェックリストを作成して管理を徹底することで、冷暖房の使用時間の短縮・閉店後の切り忘れ防止ができ、節電に繋げることができます。

建物内の予冷・予熱時に外気を入れない
冷暖房の使用時に外気が入ってくることで店内の温度が変わり、空調使用量の増加に繋がります。スーパーの多くは入り口が自動ドアになっており、自動ドア付近にお客様が停滞し開放時間が長くなると外気が店内に入りやすくなります。
自動ドア付近への商品陳列を避けるなど、無駄な自動ドアの開放時間を減らし、外気の侵入を減らすことが節電に繋がります。

照明設備のこまめな消灯

スーパーでは照明設備の電気使用量も高くなりがちです。バックヤードなど常時使用しない場所の電気や、外光が入る時間帯・場所の電気をこまめに消灯することで使用時間短縮となり、節電になります。
ショーウィンドウやネオン看板を開店直前に点灯したり、閉店直後に消灯したりするだけでも使用時間の削減が可能です。また店内の照度を定期的に測定し、明る過ぎる場合には不要な照明を消すこともおすすめです。

ショーケース内にカバーを設置

スーパーでは商品の鮮度を保つため、オープンショーケースなどは店舗閉店後も稼働しています。オープンショーケースへナイトカバーを設置すると冷気の漏れを防ぐことができ、ショーケース内の温度が保持されるため、電気使用量の削減になります。

各設備の定期的な点検と清掃

空調・照明・ショーケースなどすべての設備は、正常に稼働することで効率よく使用できるため、定期的に点検・保守をおこなう必要があります。
また、ホコリや汚れが付着することで照明設備は減光し、空調やショーケースの効率が下がるため、こまめに各設備の掃除をおこないましょう。


今回もお読みいただきありがとうございました!





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