009: 家計管理の固定費と変動費

インターネット上の情報を読むと、家計管理において、固定費と変動費の考え方がふたつあるようです。

一般的な使い方は、
(考え方1)
・固定費: 電気代、ガス代、水道代など、毎月自動で一定額を引かれるお金
・変動費: 食費、日用品費など、その都度決まっていない金額を支払うお金
ですが、

経理的な定義は
・固定費: 売上の増減に関係なく一定にかかる費用
・変動費: 売上が増えれば増え売上が減れば減る費用
です。

これを家計管理にあてはめると、
(考え方2)
・固定費: 一定レベルの生活を維持するためのお金
・変動費: 楽しみ、遊び、自己投資など生活を豊かにするお金
と考えることもできます。

食費を例にとると
・食費は変動費である。(考え方1)
・食費は固定費である。(考え方2)
・食費の中にも、固定費と変動費がある。(考え方2)
と3つのパターンが考えられます。

(考え方2)で、節約とは、
・固定費はけずれない。
・変動費のうち優先順位の低いものからけずる。
ことと定義できます。

(考え方1)と(考え方2)のどちらが正しい、間違っているはなく、どちらの考え方で話がされているかを意識することがポイントです。

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