先週の振り返り・JAPAN CUP2023(ベルノ)

先週は、JAPAN CUPの予想をしました。
JAPAN CUP。勝ったのは、私の本命イクイノックスでした。
展開、ポジション、内容、結果すべてが多くの方の予想通りだったのではないかと思います。すごく強い馬が、普通に回ってきただけだと思います。
複勝1点でしとめられて良かったです。

今後、引退か有馬記念へ行くのかはわかりませんが、種牡馬としての話。
種牡馬入りは、もちろん確実ですが、評価はどうでしょうか?
クラシックを勝利していない点で、評価は分かれそうです。
皐月賞、ダービーと謎の敗戦を2回しているので、普通なら評価は上がりませんが、それ以外が強かったので、人気にはなりそうです。サンデー系なのも良いですね。
ハーツクライもクラシックを勝利していない割には人気があったので、ハーツクライ以上には人気なのではないかと思います。
また、現在、ディープインパクトやキングカメハメハ、ドゥラメンテといった抜きんでた種牡馬がいない種牡馬戦国時代なのも期待できる点だと思います。

個人的に評価している点は、2点。
1点目は、父父がブラックタイドなので、ディープインパクト系の牝馬と配合すると、ブラックタイドとディープインパクトのクロスが簡単にできることです。
以前のヨーロッパでいうところの、サドラーズウェルズとフェアリーキングの関係が代表例かなと思います。
最近では、エピファネイアやモーリスが、サンデーサイレンスのクロスが簡単にできるので、評価や人気が高かったのと似ているかもしれません。
2点目は、ヨーロッパの関係者に人気になるのではないかと思う点です。
ドバイシーマクラシックのパフォーマンスが強かったのと、さらにそこで負けた馬が、ヨーロッパでG1を勝利しているので、ヨーロッパ関係者の評価が高いです。また、母系にいるキングヘイローの父がダンシングブレーヴ、さらにトニービンと、凱旋門賞馬が2頭入っている点もヨーロッパの方に人気があるのではないかと思います。

個人的には、3歳春、正確には皐月賞のパドックまでは、無敗で2冠、そして3歳で無敗で凱旋門賞を勝利する、歴史を大幅に塗り替える化け物の馬だと信じて疑わなかった馬だったのですが、現実には、クラシックを2敗。その後G1を6連勝ですが、ヨーロッパでは走っておらず、普通の歴史的名馬に成り下がってしまった印象が強いです(それでも十分にすごいことですが)。
もし、賞金目的ではなくて、ヨーロッパ遠征に積極的なオーナー関係者だったら、歴史は多少変わっていたかもしれないと思っています。
種牡馬としての成功を、祈っています。

今後とも宜しくお願い致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?