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夢想都市

私はよく記憶に強く残った夢はスマホのメモ機能を使って記録しています。夢日記ですね。
いつかは創作のヒントとして役に立つのではないかと思って、とりあえず取っておいてますw
今回、数日前に見た夢が良かったので、そのことについて描きます。


1.ある日の朝


最近見た夢の中の光景が印象的だったので、絵にしました。
まず最初、起きてすぐは記憶が薄れないうちに、急いでスマホのアイビスを開き、メモするようにこのような落書きを残しました。

急いで指描きで描いたので、色々汚いですし、分かりにくいですね...w(自分だと夢で見たからだいたいわかるけれども)

2.香水瓶の街

私が見る夢は基本的にカラーであり、白黒ではないです。特に香水瓶のような街並みや骨貝の地震研究所は、色彩が綺麗だったので、起きてしばらく経ったあとあえてあとで色塗りをしてみました。
先程出したメモでは汚すぎて分かりにくいと思うので、ここでは見た光景の詳しい説明も添えておきます。
最初に街並みから。

いくつもの塔あるいはビルが立っており、その周辺にはどこでも見かけるような普通の背の低い建物群がありました。
東京にあるビル街のビルを、ガラスペンかガラスの香水瓶、またはシーシャの器具にそっくりそのまま変えたように見えました。
勿論材質もガラス質に見え、色とりどりかつ透き通っており、背景の夕日(朝焼け?)でより美しく照らされていました。
私は確か、夢の中で狭苦しい電車に乗り、その後気がついたらタクシーに乗っていたように思えます。
タクシーに乗ったかと思いきや、そのタクシーは、香水瓶のビル群が見える道路の上を走っていたのです。

3.地震研究所

さて、その香水瓶の街の景色を通り過ぎ、道路にそってタクシーが走ります。
やがて道がカーブし、これまたカーブにそって進みますと、この先に地震研究所がありました。
誰だったか忘れましたが、夢の中で「これが地震研究所だ」と言われた気がします。

正確に言うと、道路の右手に見える巨大な骨貝が研究所の本部であり、正確には建物でした。
通り過ぎただけだから、中には入ってないので内部がどうなってるかまでは分かりませんでしたが...。
地震研究所は絵で描いたように、針の如くとんがっているところが少し道路に飛び出ており、道の上にアーチ状の、黄金の物体がありました。
ポケモンのアルセウスの背中にある黄色いあれみたいにも見えますね。(一部の人にしか伝わらないネタ)
道路は橋になっているのか橋のすぐ下は海でした。
でも橋の脚が低いのか、現実にある海の上に作った橋よりもずっと低く、水面がかなり近くにあります。
そして地震研究所も、横倒しになった本体の下半分は海水につかってました。
絵では描ききれませんでしたが、この光景のかなり左手側の方に陸地があり、赤い看板のガソリンスタンドがあったように思えます。
更にその看板の奥、やや離れた所に崖もあった気がしました。

4.夢想都市

本当のところ、他にも色々不思議な建物を見た気がしましたが、絵にできるほどはっきりと記憶がありません。明確に光景や建物の見た目を覚えていたのは、香水瓶の街と地震研究所だけでした。
変わった光景なので未来都市っていう言い方にしようかと一瞬考えましたが、夢の中で見た光景ですし、同じ変わった光景とは言えども、SFと言うよりもファンタジー系の作品に出ている方が違和感がなさそうだなと思い直したので、「夢想都市」と呼ぶことに決めました。

まだ構想段階の一次創作の小説がちょうどファンタジー系で、舞台のひとつである架空の王国の首都リューレン市にある光景の元ネタにしようかと考えているところです。
その王国に住んでいるのは、光のうさぎ族、万里の猟犬、(これらの生物は私が考えた架空の生き物です。そのうち記事に出します)、通常のケンタウルスと、下半身が犬の犬(ケン)タウルスです。
出すかどうかは迷ってますが、ペスタウルというこれまた自身で考えた生物を出すかどうかも今のところ検討中です。
これらの架空の生物が住んでいる上に魔法が存在している代わり、人間はいません。人外キャラばかりです。
魔法がない、人間がいる「現実世界」に対し、王国がある世界はとにかく幻想的で非現実的なところです。
そんな世界に、夢で見た光景はよく合うことだと思ってます。

少し話が逸れますが、一次創作やオリジナルの架空生物、キャラに関しての記事は近いうちに書きたいなと思っています。

またこんど!


絵:鷺月子
文章:アリス中毒

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