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2023.01.07
家族で旅行に来ている。と言っても欠員がいるけれども。
家族で旅行にくるなんて、おもえば15年以上ぶりで、かと言って感慨に浸るかといえば正直あまり居心地が良くない。家族は変わる、関係の名前は変わらなくても関係性は変わる。良くも悪くも。
良くも悪くも、て使いすぎなのかもしれない。善きを目指せ、というのことは意外と大事だ。
ひたすらに白く雪化粧した山を眺めていると、心が落ち着く。山は頑とした顔して繊細だ。自然の一部でありながら、自然の受け手であり、その流動的な姿は感動を覚えさせるときもあるし、或いは恐怖そのものでもある。雄大さというのは間違いなくあるが、それは姿形というよりも成すすべなさから来ているような気がする。
人生の岐路にあって決断が苦手な私は、はじめに誓いを立てたり行動したりする。ワクワクする方に、どちらの決断が僕が後悔しないように頑張れるか、それを考えるとある程度決まっているのだが、何だか空恐ろしい。
山のようになりたひ。
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