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Buddies感謝祭〜櫻坂46 at 武道館

今月8日~9日、日本武道館において櫻坂46 Buddies感謝祭が開催され、私も両日参加してきた。

先月の東京ドーム公演で2nd TOURを終えたばかりの櫻坂46にとって、全国ツアーに引き続くアニバーサリーライブのタイトなスケジュールは一つの課題であろう。12月にこだわらず櫻にちなんで春の時期に開催して欲しいという声も少なからずあり、私も真剣に検討していい課題だとは思う。
一方で武道館の通年日程優先権があるという話も訊くと、武道館に固定するのなら8日〜9日の日程は、ずらせないのかとも…

さて、それは今後のこととして、先ず直近2年目の今年はどうなるのか?と注視していたところに、今回は『Buddies感謝祭』と銘打って、武道館を舞台に音楽ライブだけではないイベントとして開催するとアナウンスがあった。抽選会やゲーム、トーク、ライブで一年をファン(Buddies)と振り返りながら感謝する企画だという。

私自身も職場の勤務指定の関係で、まさにギリギリのタイミングでの発表だった。もちろんフルライブを希望が本音ではあるが、ミニライブとするならば絞り込んだセトリに大いに興味が湧いた。
そしてもう一つの注目点として、5thの発表もしくは3期生の披露がその場であるのかどうか?ということだ。

行くことは叶わなかったが、今夏のケヤフェスで1日目と2日目のセトリがかなり変わったことは配信勢の私には忸怩たる思いというか、何とも複雑な心境になったものだ。もちろん2日目に原田葵・尾関梨花の卒業セレモニーが控えていたからだとは理解している。ならば初日も配信して欲しかったが…

そのケヤフェス以降、私自身の職場環境の変化もあって、これまで叶わなかったライブ遠征が、ある程度可能な条件となり、2ndTOURも計6公演参戦することが出来た。
それから、ケヤフェスのケースも想定して、もし2日間の日程設定なら「両日申し込むべし」と肝に銘じていた。仮にどちらか一日の最後で何らかの発表がされ、もしその日を外していたら、もう目も当てられない。もちろんチケットが当たっていればの話ではあるが… (今回も予想していなかった内容で、それが現実のものとなった〜)

今回はFC先行で両日とも落とされ「あ~これはダメかもな…」と気持ちで一瞬萎えたが、オフィ先、イオンカードで何とか確保出来た。ただドーム同様、席には期待出来ないなと覚悟はした。
案の定、両日とも二階後方で正直ガックリしたものの「行けるだけでもありがたいこと」だし、TLや感謝祭のタグツイをみても、まさにそんな「感謝」の声が多くあり、そこはBuddiesの気持ちは一致しているんだと感じた。
ただ、あえて一言申すなら、ファン感ならもう少しFC会員を優先当選とする対応は出来ないものかと思ったのも正直なところ。やはりスポンサー企業や関連団体への兼ね合いがあるんだろうなとは思うが…

また初日の発券座席ブロックは「北」となっており、一瞬「?」となった。
北ブロックのお客様は音声とモニターのみにてお楽しみください~などということはあるはずもなく(いや種花のことだからそれもありうるぞ~というのは冗談として 笑)直ぐに「あぁ、これは360度活用のセンターステージ仕様だな」と思い直した。
ただ「実際始まってみないとわからない」要素が多くて、ライブの時間が少なくなるのは正直イヤだな…とも思っていた。


DAY1(12月8日)

サンタ衣装のフラッグ列

初めて武道館に入りホール全体を見渡した時「意外と小さいな…」というのが第一印象だ。
二階席でもこれなら思ってた以上にステージがよく見える。
そして、ここで数々の伝説的なライブが開かれたのかと思うと感無量だった。
二階席の傾斜もかなり急だ。立ち上がった時は怖いな…とも思ったが、これは直ぐに慣れた。

さて、開演時間となり、メンバーは4つのグループに分かれて登場してきた。

「五月雨よ」チーム (チームカラー緑)
上村・大園・松田・山﨑
「僕のジレンマ」チーム (青)
小林・齋藤・井上・大沼・守屋
「車間距離」チーム (赤)
小池・幸阪・増本・森田
「摩擦係数」チーム (白)
土生・武元・田村・藤吉

松田新キャプテンの挨拶で始まり、先ず一年を四半期で区切ったVTRで振り返った。映像を観ていると、もうこの時点で胸が熱くなって来る。

それぞれの楽曲の衣装で現れたメンバーの立ち位置で客席も4分割され、それぞれのチームカラーのペンライトで会場は彩られた。とてもきれいな光景だ。私の北ブロックは車間距離チーム(赤) である。ちなみに車間距離の衣装は古着などを上手くパッチワーク風に合わせた、私世代からすればギャルソン的な趣きで、推しの増本綺良などはスカジャン風味で特に似合っている。大好きな衣装だ。

そこさくでおなじみの庄司さんのナレーションで、イントロ当てクイズなど客席も巻き込んだゲームは、さすが青二プロ〜いつも通りのソツのない進行で会場は予想以上に盛り上がったと思う。
何せ初めての試みだから、ゲーム自体は間延びした部分も感じられたが、二日目で、そこは修正してきた。
庄司さんは後にステージにも上がってきてくれたが、声だけでなく容姿端麗でグッズTシャツがお似合いだった。見事なステージさばきにも感心した。

そして、私が今回の感謝祭で一番の企画だったと言えるのがTAKAHIRO先生による、櫻坂曲熱血生解説だ。

取り上げたのは『条件反射で泣けて来る』
欅の1stから9thまでのフリやフォーメーションを隠し味として加え、未来の櫻坂の姿を提示するという話は、なるほどと思わせ、最初にそれを質問、指摘したふーちゃんを翌日のオチに使うという信頼関係にニヤッとしてしまう。
また天ちゃんのピアノパフォが印象的な花道は広島40m、ドーム80mでそれに対応してきたという説明に会場はざわつき、映像を見ながらのカット割り、れなぁとほのすの階段を降りる時の視線(1.2.3.4) の共通性には「オォーッ」となった。
歌詞を読み込んで意図をくみ取り、フリをあてる〜というのはわかるにしても、作曲者のナスカさんにまで敬意をはらっているのには、凄いことだと思った。

私は以前のnoteで、学校で読書感想文を評価するのは意味不明でナンセンスだと断じたことがあったが、楽曲の解釈についても同様のスタンスだ。
それぞれがそれぞれの環境やバックボーン、そして個々の感性で感じればいいこと〜というのが私の基本的な考えで、それをあれこれ考察してしたり顔でどうこういうのは、度が過ぎると勘弁してよ〜という思いだった。この気持ちは今でも変わらないが、ここまでの解説をされると頷くしかないし、何より楽しかった。
モニターに映るメンバーの表情も真剣で、時に涙ぐんだりしていたのが印象的だった。Buddiesに向けてだけでなく、メンバーにも強く語りかける内容だった。今後のパフォーマンスに大いに活かされるものと確信した。


後半のライブ

メンバーが多く参加出来て、楽しめる楽曲を選ぶだろうと予想していたが…

① 思ったよりも寂しくない

一年前のオレンジと緑に分かれたクリスマス衣装で再登壇したメンバーの中に緑の衣装の遠藤光莉の姿を見かける。
センターステージと4方向に分かれた花道を使い、ツアーとはまた違った披露内容だった。

② 君と僕と洗濯物
③ 最終の地下鉄に乗って
最近披露していない曲を意識的に取り上げるのかな…と思った。

④ 条件反射で泣けて来る
先ほどの生解説を聴いたあとだけに注目度は高まる。そして、評価の高いこの曲に、BACKSメンバーが参加している曲だというのが何よりうれしい。

⑤ Nobody's fault
これも最近評価が高まっている楽曲。2周年ということもあり、翌日の解説でも取り上げられたわけだが、この時点では「翌日も(生解説が)ある」とは予想出来ないことだった。

⑥ 僕のジレンマ
はじめに土生瑞穗が淡々と語り出す。まさか、もう一度披露される日が来るとは…
センターにゆいぽんということで一瞬「アッ」との思いがよぎったが、彼女がいい曲は歌い継いでいくべきとの主旨の語りに、BUBKAインタビューで、欅曲披露への彼女のスタンスと重なり合い、実に彼女らしいと思わせた。
TAKAHIRO先生のいう、メンバー自身によって楽曲は変化し成長していくとの話と通じてくる。

⑦ Buddies
遂に全員による披露が実現したのである。(関有美子が欠席であるにしても)
生きよう 生きよう 生きよう♬〜でのきらこの溢れんばかりの満面の笑顔〜
Yo! 自由だ 何も持ってないから♬〜のふーぴかこばの華麗なるステップがこの曲の見どころ!
サイコー!

ライブ終了後規制退場と併せて、メンバー全員による「お見送り」は大いに盛り上がったが、やはり課題も残した。


試みはよかったんだが、一万数千人の大箱で、施設管理が厳しいという武道館でやるには無謀過ぎた。
この辺りの運営のマネージメントには首を傾げるばかりだ。何よりメンバーに負担がかかっているのをじっとみているのはいたたまれず忍びなかった。
案の定翌日は中止となった。ヤレヤレ…


サンタフラッグ♪


メンバーへの質問記入のコーナー



DAY 2 (12月9日)

前日の関有美子欠席のお知らせに続き、この日も「お見送り」中止のお知らせが直前に…

この日のクイズ、ゲームコーナーは前日に時間がかかったのを踏まえてか、マキで進行しているのがわかった。

そして2日目も来るのかな〜?と思っていたTAKAHIRO先生による生解説があった。
取り上げたのは
『Nobody's fault』
丁度2年前発売の櫻坂デビュー曲だ。
そして熱く語られた内容はあらたに訊くことばかりで…

冒頭とラストのポーズは当初から何かと指摘されてきた。宗教的意味合いが色濃いものであることは容易に想像がつく。
実際にそこまで踏み込んだものではないにしても、一定のインスピレーションを得たものだったのだろう。
森田ひかるヘ最後に回答を求める流れにはゾクゾクッとしたものがあった。

そして上村莉菜を取り上げたのは「してやったり」の気持ちだった。

ライブセトリには

③ それが愛なのね

④ ブルームーンキッス
と入れ替えがあり、後は前日と同様だった。
それにしてもブルムンでの森田ひかるのリップシーンはそれこそ「感謝祭」バージョンで「いいじゃないですか〜」とおじさんの頬は緩みっ放しだった。

そして、松田キャプテンから来年2月15日に5thの発売が告知され会場は一気に盛り上がった。

櫻をイメージし時期を意識したら…

詳細は明らかにされなかったが、櫻をテーマの別れと出会いの王道楽曲か⁉と思ってしまうが、一筋縄ではいかないのが、このチーム…
歌詞はともかく曲に期待〜とは毎度言っていることではあるが〜笑


始まるまでには、正直、何だかグダグダにならなければいいがと思っていたが、それは全くの杞憂だった。
もちろん運営面で課題は残した。ただ、結果論でいっても仕方ない部分もあり、修正を加えながら進んでいくしかない〜とも思う。

全ツから今回の感謝祭を経て、3期生披露が次の日程になるのだろうか⁉
2期生がそうだった様に、櫻坂に憧れて高く強い志を持った人材が入っていることに期待しつつ、3年目を、また一緒にBuddiesとして歩みたいと思った2日間だった。

ありがとう櫻坂46🌸


【番外編】



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