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この一週間〜櫻坂46とBuddies

リリース日被りかぁ…
業界の暗黙のルールと思っていた平準化リリースについては、例外?もあり得るのか〜基準となるアーティストが多くなって、もう”調整“不可な状況なのか〜はわからなかった。
お相手のことは名前は承知していたが、よくは存じ上げない。
しかし、こんなバトルは余り気分のいいものではないな…と、率直に思った。

取り組みによっては、何らかのシコリ(場合によっては遺恨)が残るだろうし、何よりBuddies内で意見が二分するのが嫌だったからだ。

また改名しても「闘い」の舞台に駆り出されるグループとそのファンなんだな…と、自嘲混じりにこぼしてもみる。

さて、私には“札束による殴り合い”になったら出る幕はない。リアミー目的で、いつもより数枚上乗せした程度だし、何よりそんな戦闘力(経済力)がないのだから、後方に下がって、DLやMV視聴•各種リクエストに取り組むことぐらいしか出来ない。
もちろん、そもそものこの状況に疑問も感じてもいる。
TLでも様々な声があったが、このムーブを”同調圧力“と感じて、息苦しい思いをしたFFさんもいたやに見えた。私も“それはそう”と思ってもいた。
まさに「消耗戦」だからだ。いったい何が残るのかと…

しかし、こうなった以上は、失うものを強調するより、今回新たに得たものを正しく評価するほうが何倍も建設的で発展的だ。

購買運動における戦術や戦略は、お相手の方が数段上だった〜と、私でも理解出来た。
遅ればせながら、ファンダムと言うワードが語られ出した私たちBuddies界隈でも、なにせ業界のブラックボックスを探り々の実証で、指標に対する各種コンテンツの比重や、いわゆる「3枚縛り」などが話題となり、それがいいか悪いかは別にして、私にはとても興味深いものでもあった。
ただ「枯らす」という文化は、私の理解の範疇を超えていた。そんな行動力のある人たちを羨ましく眩しく思うと同時に、果たして櫻坂に、今後それが馴染むのだろうか?との疑問も率直に言ってある。

そもそも評価の基準が明らかになっていない。
今後も、核心は明らかにされぬまま、基準の改変〜アップデートはされ続けていくのだろう。
それが業界にとっての利益に繋がるのは明白だからだ。

また、アンチや成りすましの動向にも、いつもながらに失笑させられるものがあったが、お相手に対する一部の者の暴言は許し難いものがあった。
SNSの悪い特質と言うより、根本的な人としての品性の問題だと思う。

そして月曜には大勢が決した。

残念ではあるが、あれこれ悔やむより自らの最高の販売数を叩き出したことを、大いに誇っていいと思う。


それにしても、なぜ運営はこんな選択をしたのだろう?

さすがに“説明責任”がある!〜とまでは言わないにしても、今回の発売日を巡る判断については、ソニミュ〜運営側の決定権者に是非とも聞きたいところではある。
そして、それをどう分析•総括し、今後に活かしていくのかも含めて…

当然、我々部外者が知る由もない領域であるのは自明だし、それはこれからの活動展開から読み取る以外にないのだろうが。

私にとっては「そこさく」ヒット祈願での三期生の姿や、CDTVでの『何歳の頃に戻りたいのか?』のパフォーマンスが救いであったし、それを見守ることにより、『これから先の未来』を意識させてくれたことが、何やら暗示的ですらありポジティブなものであったと思ってもいる。

過去に 戻れやしないと知っている
夢を見るなら 先の未来がいい

『何歳の頃に戻りたいのか?』



余談だが、一つ前に投稿したnoteが、私にしては非常に多くのビュー数とスキ数を頂いている。
なぜこうなったのかと言うと「今日の注目記事」として紹介して頂いたからだ。
何かのキッカケさえあれば、多くの人の目に留まることになるのが、身を持って理解出来る機会となった。
今回のムーブメントとこれを同列に論ずるのは、余りにおこがましいが、本質的には同じことなのだろうとも思っている。



【追記】
(24.07.03)

7月3日、東京ビッグサイトにて開催されたイベント『ライブ・エンターテイメントEXPO』で、(株)ソニーミュージックレーベル 執行役員、Seed&Flower合同会社 代表の今野義雄氏が、「アーティストを成功に導く最新運営戦略」と題して、特別公演を行った。

参加した方の報告(ポスト要約)によれば、質疑応答で〜
●『自業自得』は、前作比148%でものすごい記録
● 発売日の重なりは偶然で、むしろ避けたかった
● ファンダムの力で、チャートを支えようとしてくれたのは非常に感謝
● ファンの皆さんが健全に楽しめるよう、色々なコンテンツを提供していきたい
との回答があったとのこと。
我々の疑問に、タイムリーに答えてくれる場となったようだ。

もちろん経営戦略の核心をそのまま話すわけはないし、リップサービスもあろう。額面通りに受け取るつもりもない。
しかし、かなり踏み込んだ発言もあり、そこはキチンと受け止めたい。
ただ、ZOZOマリンをアニラの聖地にする〜との意向は、やはりいただけないかな…

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