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『Republic』 New Order

【私の音楽履歴書】#8 New Order

私にとって、80年代からのイギリスの音楽ムーブメントで語るべきバンドは数多くあれど、先ずは❲New Order❳ (ニュー・オーダー) を取り上げたい。

エレクトロポップ、オルタナロックとか呼ばれている。私はアシッドハウスに傾斜した頃より、90年代の汎用的なポップなデジタルビートが好みではある。その要素が強い『Republic』を軸にこの稿はすすめる。

ニュー・オーダーを語る上で、外せないのは前身のジョイ・ディヴィジョンとの関連である。
ジョイ・ディヴィジョンはフロントメンバーのイアン・カーティスの死によって活動停止を余儀なくされ「メンバーが一人でも欠けたらジョイ・ディヴィジョンの名前で活動は行わない」との約束事項に基づき“ニュー・オーダー”とバンド名をあらためて再出発したという。
単純に状況の比較は出来るものでもないが、現象面的には欅坂46から櫻坂46への改名時に、この出来事を連想させたものだ。
(結果、長期間ジョイ・ディヴィジョンの楽曲は封印されていた)

そのニュー・オーダー初のシングルが『Ceremony』(81.5)

何ともミキシングもチューニングもユルいサウンドだが味がある。

ニュー・オーダーのニュー・オーダー「らしい」一曲が『The Perfect Kiss』
この前のアルバム《Power,Corruption&Lies》(権力の美学 83.5/2) から注目しだしたけど、好きになったのは、この曲が収録されている《Low-Life》(85.5/13) から。



そして一番のお気に入りは《Republic》(93.5/3)当時よくカーステで聴いていたものだ♪

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最初に紹介した『Ceremony』のギターリフとも通ずるアレンジのアルバムリード曲『Regret』

このアルバムは流れるような構成で、ラスト2曲が特にお気に入りです。

『Special』

『Avalanche』



最後は、バーナード・サムナーが元スミスのギタリスト、ジョニー・マーと組んだ ❲Electronic❳ (エレクトロニック) の一枚目のアルバム『Electric』(91.5/27) から、リード曲『Idiot Country』を特別に。

                                                                            № 14

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