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付加価値をつけるのは自分

この記事は655文字です。


私は、どんなものでも、もっともっとありがたく頂戴したいの。


手元に作品がなく、検索しても正確な文章を見つけられず、

出典も引用も不確かではありますが、

三浦綾子著 『氷点 上・下』『続・氷点 上・下』のいずれかに、

主人公・陽子のこんな言葉がありました。


感謝について考えるとき、私はいつもこの言葉を思い出します。

人から何かをもらったときに、そのものの価値を高めることで

相手に対する敬意を表し、

もらったものを大事に扱うことができる。


そんな陽子の姿を素晴らしいと思いました。

感謝は強制的に生まれる気持ちではありません。

しかし、意識しないと生まれてこないのも事実。

付加価値をつけるのはいつでも自分次第なのだなと思います。




そこに感謝する価値を意味づけが出来る感性が

少しでも多く持てますように。



コロナ禍で失ったものもあり、心を痛める機会も増えました。

一方でその価値に気づくことができたり、

違うものを獲得していたり、新しい活動を試みたり、

人間の可能性は素晴らしいものだなあと思いました。



綺麗事を言ったって、愚痴や不満、不安はあります。

そんな日々にすら感謝できたらいいなあと、

ひとりPCの前でノリノリで酔っ払いながら、

今年初のオンライン開催となった

「京都音楽博覧会2020」の見逃し配信を見て思うのでした。


ありがたい。




芝生の上で金切り声で飛び跳ねて

炎天下でキンキンに冷えたビールを流し込む、

リア充全開のフェスをまた楽しみたいと思います。

そんな日が来たら、もっともっと、ありがたく楽しめそうです。



お読みくださりありがとうございました。




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