北陸新幹線延伸
北陸新幹線延伸が昨日開業。福井県内4駅は人出が前代未聞の賑わいだったらしい。越前たけふ駅周辺を車で通ったら、駐車場は勿論満車。周辺道路は路駐で延々と埋められる有様。因みに自分はこのお祭騒ぎに不参加。午前中私用を済ませたら、睡魔に負けて昼寝。フィーバーに乗り遅れる。
新幹線で沸く福井。その一方で関西や中京へのアクセスが悪くなる。金沢敦賀間の特急が廃止になるからだ。今まで関西へはサンダーバード、中京へはしらさぎ一本で行けた。今後は敦賀まで新幹線、そこから乗換。改めてしらさぎ、サンダーバードに。特に名古屋へ行く場合、米原で東海新幹線乗換ルートもある。これが最速だが、こちらを選択すると二度の乗換。
そこで関西中京へ行くルートを検証してみた。
先ず鉄道の料金。
自分が住んでいるのは鯖江市。最寄の新幹線駅は越前たけふ駅。
越前たけふ駅から敦賀駅までの新幹線料金は¥1,410〜590?買方が色々あって、それによって料金も変化。わかり難い。ピーク時には更に高くなるのか?謎の料金体系。乗っている時間は12分。そこでJR改めハピラインの乗車時間が気になる。
ハピラインの最寄駅は鯖江駅。特急が無くなった現状、普通列車だと鯖江敦賀間が36分。但し朝夕福井発2本の快速がある。これを使うと敦賀まで29分。
朝はサンダーバード乗継時間は12〜77分。77分の乗継は現実的でない為、朝は鯖江7:26発一択。これだと新幹線と比べ時間的ロスは29分。
中京へは更に不便。米原で東海新幹線乗換ルートで乗継時間16分。直通しらさぎでは乗継時間64分。直通乗換は現状的ではない。米原でも2度目の乗換一択となる。
因みに関西中京へ行く快速ルートは、どちらも鯖江7:26発一択。
普通列車だと快速に比べて約10〜20分程度ロス。新幹線経由に比べて40〜50分ロスとなる。
時間的、利用可能本数を考えるとハピライン利用も微妙だ。結論としては、関西中京へ行くのも北陸新幹線使えば?となる。
特急から新幹線利用になると、割高となり乗継も増える。時間的な利便性は上がるが微々たるもの。
鉄道利用で中京関西圏へ行くとなると、少し悩む。
福井県人にとって東京に比べると、圧倒的に中京関西圏に馴染みがある。中京関西圏の人にも福井は近県の認識があったと思う。そうなると得るものは大きいが、失うものも少なくない。痛し痒しだ。
個人的に残念なのが、今春結婚した姪が名古屋在住という事だ。他にも友人が多い。名古屋へ頻繁に行きたいところだ。鉄道利用ではなく、高速バス利用が多くなりそうだ。
コロナと父親祖母の忌中で5年程遠出は控えていた。コロナ明けで今年こそ日帰りで京都でも行こう!と思案中。初北陸新幹線になるかも。
ここ10年で福井駅前が開発で大きく変化。数年福井はご無沙汰の方、この機会に福井へ旅行は如何だろう。駅前は普通に恐竜が居る。下手なアトラクションより楽しめる事請合い。高層ビルも建ち並び、昔の面影が無くなったのが寂しくもあるけど。昭和の香高い街並みは失われた。
福井お久しぶりの旅行者はビックリだろう。暫く合わなかった小学生の甥っ子姪っ子が、いきなり高校生になってた衝撃に近いと思う。
まだまだ開発整備は進行中。観光環境も未だ追いついていない。急ピッチで進めているようだ。
関西中京の方も、北陸新幹線乗車もアトラクションと考えてお試ししては?旅行の選択肢に如何だろう?
そう言えば、東北新幹線の開業時と延伸時の時刻表が再版されていた。マニアが買うのだろうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?