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くもりのち晴れ

今日はメトロ劇場で片山享監督の新作「くもりのち晴れ」を鑑賞。
この作品、地元の建材会社TASSAYの所謂企業PV。普通、明るく元気で楽しいドラマになる筈。企業イメージを考えたら!が!しかし!ここでも片山享節炸裂なのだ。
暗くて鬱屈した主人公が、ダメな人生でモガく話。
TASSAYの社長さんが若かりし頃、役者を志していたからこそ通った企画だろう。それにしても片山享監督の個性大噴火ぶりには恐れ入った。

片山享監督の映画は、劇場で鑑賞してこそ100%価値が堪能できる。企業PVであっても、今回劇場公開したのは正解だった。そんな演出だと思う。

大宮将司さん、安楽涼さん、天津弥さんの姿が見れて嬉しかったなぁ。特に今回は安楽さんが良い感じ。あんなあんちゃん、居たら楽しいよな。

片山享監督、映画「まっぱだか」も関西から公開が控えている。「いっちょらい」も公開待機中。演出に幅と深みを増しながら自力をつけた監督。次回作が楽しみ。

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