見出し画像

止められないか?人口爆発

 小生がまだそれこそ中二の頃だったと思う。試験で「何故発展途上国では人口爆発が起こるのか」とかいう問題が出題されたのに対し「それしか楽しみがないから」と解答を書いて見事にバッテンを頂いた経験がある。

 世界の人口が80億人を超えたとの事。上述中二くらいの頃、既に人口爆発は指摘されていた。確かにかなり深刻な問題だ。
 社会問題が提起されていると、小生のアンテナはそちらに感度が上がる。視野に入って来たのはとある団体が人口爆発が発生しそうな地域で避妊具を配ろうとしたらしいという事だった。

 配るのはあの「今度産む」というやつだ。講師が現地の住民を集めて木の枝をペニスに見立てて避妊具を被せ、説明をして講習は終わった。
 ところが一向に「爆発」は止まらない。「こはいかに」と再度調査したところ、素朴な住民達は見様見真似でやっぱり木の枝に被せていたらしい。
 何かの「まじない」とカン違いしたようだ。

 この事案を聞いて考えさせられた。今ではそれぞれの地域で親が子供に対するものの考え方も違うという事も理解している。子供をカネを産む労働力と考えるか。ある場合には戦闘力とさえ考えるか。「銃を撃つ事しか知らない子供が・・・」戦場カメラマンで西原理恵子さんの旦那だった鴨ちゃんを思い出す。

 社会保障が充実しないと、子供はいつまでも「親の財産・金を産んでくれる卵」だと勘定されると思う。離婚した福原愛さんもそうではなかったか。

 教育と社会保障が必要だと思うのだが、国が豊かなウチにそれが出来るのかどうか。アメリカでは中絶の権利とかが激しく議論されているようだし。これはこれで色々考えさせられる。

 産めよ 増えよ 地に満ちよ 神の祝福の言葉なのだが、今はもう「地に満ちた」と言えはしないだろうか。いつか書いたようなおぼろげな記憶があるが、イスラム世界のクルアーンには「それぞれのお告げには期限がある」との神の言葉もある。いやガブリエル(ジブリール)の言葉かな?

 みんな増えたい。小生は今のところ減る方に回っているつもりだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?