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マラカイト(孔雀石)の衝動

 15年以上前だが、小生の「最後の仕事」介護施設での勤務を終える辺りで、様々な衝動が湧いた。歴史遺物が見たくなったりヘンなオブジェを作りたくなったり本を読み漁ったり。。。今は実質こどおじニートパラサイトなんですけど。

 その衝動のうちの一つに「孔雀石(マラカイト)」が欲しくなったというものがある。そう言えばこれは介護施設で働く前の話だ。女性がおもに付けるアイシャドウというものは元々虫除けが発祥だそうで、あの古代エジプトの女王クレオパトラがマラカイトを砕いたものをアイシャドウー虫除けーとして使用していたらしいとの事。マラカイトはその切断面の渦巻模様から「邪眼封じ」のお守りでもあるらしい。

 欲しくなった

 だけど「石屋」さんってあるのかな?そこから始まるか。どこでマラカイトを手に入れることが出来るのか皆目見当が付かなかった。現在だったらネットで検索し何でも手に入れる事が出来るのだが、当時はネットもまだまだな時代で、どこから手を付けたらいいのやら。
 ある時、知り合いのライブを見に行ったとある繁華街でずばり「石屋」さんを発見した。飛び込んでいきなり「マラカイトが欲しいんですけど」すぐに話は通じた。一つ入手。お店には様々な水晶やら天然石が置いてあり、その後しばらく「石」にハマる事と相成った。

 マラカイトやラピスラズリとかは顔料というか「絵の具」として使用されているらしく、金の相場のように毎日のように価格は変動している。「アフガニスタン」とか産地も限定される。絵を描く人には当たり前のことかもしれないが、一般素人が関心を持つと「どこで売っているか」から始まるわけで。

「パワーストーン」怪しいオカルト系やスピリチュアル系を避けながらしばし「石の収集家」になった。
 しばらくウンチク付きのコレクションネタにしようかな^^
 サムネは小生二代目のマラカイトだ。初代のマラカイトは模様が素敵で気に入っていたのだが、介護施設で働いた折に可愛がってくれた、とあるお婆さんにあげたんだっけ。
 今だから言える。そのお婆さんからこっそりお年玉を頂きました^^。あれから15年以上経つのか(遠い目)まだ足腰が痛いんですけどw。

 この日本に労働組合なんていらないと小言を想う。組合員から金だけ取って動かない組織。ストライキをしない組織。沈黙ばかりしている組織。

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