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全国16カ所を巡る《ブロードウェイミュージカル クラスアクト》

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。

今回は、《ブロードウェイミュージカル クラスアクト》稽古取材会の様子をお伝えいたします。

[プログラム]
舞台は1988年2月のブロードウェイ。
シューバート劇場で「コーラスライン」の作詞家、エド・クレバンのお別れ会が開かれている。
亡くなった彼に思いを馳せる集まった友人たち。 エドの最初の恋人だったソフィが、誰も知らない彼の姿を語りだす。
作詞家としてトニー賞受賞という世界最高峰に到達してもなお、エドは作詞よりも作曲家として認めてもらいたかった。
友人たちはエドと切磋琢磨してきた若き日々を振り返る。
それぞれに贈られたエドの最後のメッセージを受け取り、はじめて彼の真心、彼の真実の姿を知ることになる。
[キャスト]
エド:筧 利夫 ソフィ:紫吹 淳 ルーシー:高橋 由美子
マーヴィン:吉田 要士 リーマン先生:ブラザートム ほか

夢の世界へようこそ!

― 現在の心境、意気込みを教えてください。

(筧)エド・クレバン役をやります、エド・クレバンです(笑)
稽古場には、初日からエドとして来ています!よろしくお願いします。

(紫吹)最初のシーンは、私が出てないので客観的に観させていただいて「おもしろかったな」と、感想を述べたら皆さんに大笑いされました。そんな感じで和気藹々わきあいあいと楽しい現場です。

(高橋)作中にミュージカルの素敵な曲がたくさん出てくるんですけど、とても難しくて。難しいんですけど、歌っているうちにどんどん楽しくなってくるので、来ていただいたお客さまにも楽しんでいただけるミュージカルになると思います。

(吉田)偉大な作曲家の役なので、少しでも彼に近づけるように一生懸命やっております。

(トム)リーマン・エンジェル役を楽しくやらせてもらっています。

― 筧さんにとって、久しぶりの舞台。しかもミュージカルということですが、現在のお稽古はいかがですか。

(筧)まだほとんどできてないです。これから完成に向けてネジを締めるという感じですね。ですが、過去に様々な経験をしてきた大人たちが演じますので、非常にいいミュージカルになっています。

― 紫吹さんはいかがですか。

(紫吹)今日、皆さんにお稽古を観ていただいた場面が、18歳のシーンだったんです。なのでびっくりされたとは思うんですけど、私が10代になれるのは舞台ならではなのかなと思います(笑)

(筧)それよりも2幕の後半にね、女性陣全員がコーラスラインを踊るシーンがあるんですよ。それもハイレグのレオタードなんですね!分かりますか!この恐ろしさ!(笑)

(紫吹)聞いてなかったんですよ。私はお医者さんの役と聞いていたので、まさかあのいでたちになるとは(笑)

(筧)僕はちゃんと拝見してないんですけど、聞いた話によるとかなりの角度だったんですよね。

(高橋)あまりにも過激だったので、気持ち手を加えていただきました(笑)

(筧)男性陣の衣裳は燕尾服なんですけど。すごいですよね。これほど夢を与える舞台なんて無いと思っているんです。次の衣裳リハーサルが楽しみでしかたがないです。

(高橋)でも、足が長く見えてかっこいい衣裳ですよね。

(筧)ぜひ楽しみにしてほしいですね。2幕の後半です!

(トム)そんな2幕の後半にだけ、人が来るようなこと言って(笑)

― 高橋さんのおすすめポイントはありますか。

(高橋)鳥の衣裳で出るんシーンがあって、それが可愛いです。

― 吉田さんは、全体の見どころはどんなところだと思われますか。

(吉田)『コーラスライン』を制作しているシーンですね。エドとマーヴィンの喧嘩があったり、お互いに意見をぶつけあいながら作品がどんどん生まれていく、見応えのあるシーンです。

― トムさんをはじめとして、個性的な方々がギュッとお集まりされていますね。

(トム)この作品は『コーラスライン』を観てから来ていただくと、すごく分かりやすいです。役柄については、YouTubeで動画を公開しますので、それは観てどの人が、どんな役なのかということを分かってから来ていただくと、きっと楽しくなると思います。

― エドはとてもモテる役ですが、女性2人から見てモテる感じは分かりますか。

(紫吹)エドは、天才なんですよね。自分の想い全てが作品に詰まっていて、才能溢れる方の作った音楽だから全てが本当に難しいんです。その才能が魅力の1つだったのかなと思いますね。あと、無邪気でほっとけない感じがするんです。

(高橋)リーマン先生の「才能には溢れているけど、人としてはちょっと難しいところがある」というセリフもあるので、才能として惚れる人たちがすごく多かったということはあるのかなと思います。

― 実話の作品ということで、難しさを感じられることはありますか。

(筧)誇張はあるでしょうけど、事実が並んでいるだけなので、普通のお芝居のようなストーリーがあるようで無いんですよね。僕が何かを演じて、僕の演技を見せるのではなくて、今回はエド・クレバンという実際の人をやるだけなので。
 舞台をご覧になっていただいたら分かるんですけど「あいつは可哀想だ、可哀想だ」とみんなに歌われるんですよ、それで、エド・クレバンは羨ましいやつだなあと思って。このエド・クレバンの物語に、共感していただいて笑ったり感動していただければ嬉しいですね。

― 今回、北は北海道から南は沖縄まで行かれますが、何か楽しみにしていることはありますか。

(紫吹)お食事はもちろん楽しみですけど、地方ごとにお客さまの反応が違うと思うので、どんな化学反応が起きるのかとても楽しみです。今回は、なかなか普段のツアーでは訪れる機会のない土地に行くので、各地のお客様が楽しみにしてくださっていたらありがたいですね。

(筧)普段の公演は、東京、大阪、福岡に行くことが多いので、今回はいつもの場所とは違う客席の雰囲気を味わいに行く感じですね。その土地の人たちと触れ合うことが楽しみでしかたありません。

― 公演を楽しみにされている方へメッセージをお願いします。

(筧)とても可愛らしくて、笑って泣けるミュージカルですので、ご家族、ご親戚の方みなさんでご覧なってください!

詳細・問い合わせ先


ブロードウェイミュージカル クラスアクト
2024年6月30日㈰ 17:30開場 18:00開演
愛媛県県民文化会館 メインホール

S席:9,000円 A席:7,500円 B席:5,000円
車椅子(A席):7,500円

テレビ愛媛 戦略事業室 089-933-0322(平日9:30~17:00)
愛媛県県民文化会館 089-927-4777(平日9:00~17:00)


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