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【貴船】雨でも十分楽しめる!京都の川床初体験には右源太

今年の5月に元会社の上司が「川床に行ってみない?」と言い、行こう行こう!ということになり、人生初川床をしてきました。

予約は約1ヶ月前に完了。9月1日に予約をするために、8月頭にお店に連絡をしましたが、この時点で結構埋まっていると言われ、9月の予約とはいえまだ暑さが予想される時期だし、みんな行くものなんだなあと感じたのでした。

週末の川床に関しては11178円のコースからになると言われ、それを予約。お品書きは先付、前菜、吸物、お造り、焼物、凌ぎ、揚物、酢物、食事、香物、止椀、水物とwebには書いてあるものの、写真がないので全然わからず。他のお店のもウェブサイトも見たのですが、値段もお品書きの内容もあんまり変わらなかったこともあり、いくつか上司に提案をしたうえで右源太に決定したのでした。

・・・が!当日はあいにくの雨。

どうなるのかと思っていたら上司が先に電話をしてくれていて、雨なので川床では食事ができないので中になるとのこと。ガビーン…。せっかくの川床なのに…ショック…。でも中止にしてもね、と決行してきました。

ざっくり感想を先に述べますと、、、

右源太、大正解!!!!!

確かに雨で川床では食事ができなかったけど、オープンテラスのようなところで食事ができるようになっていて、雨の音もまた一興。涼しげな貴船の空気の中で、川の音と雨の音を聞きながら楽しく食事ができたのでした!

お食事も予想以上に美味しかった!!!!

上司に提案をする際、今年の1月にふらりと一人で貴船に行っていた経験を踏まえて、「正直どこも金額もお食事の内容も似たようなもので、大きな期待ができない気がする。せめて門構えだけでも良さそうなところを選びました」と提案。上司も「こういうものは海の家と一緒だろう」と言い、大きな期待はせず、川床を経験しようの気持ちで選んでいました。なのに当日は雨。川床も楽しめないのかい!と楽しみが半減していたけど、予想をはるかに超えたクオリティだったのです。

どれをいただいても美味しくて、感激しきりの私たち。今年初めてだった鮎も、身だけでなく内臓も爽やかでした。

でもその中でも一番感激してしまったのが、、、そうめんです。

小さい頃からそうめんが大好きなのですが、こんなに美味しくて、こんなに贅沢だと思ったそうめんは初めてでした。綺麗に整えられた麺に、涼やかな器。「涼を取る」というのはこういうことかと思わされ、日本人の感性って素晴らしいなって心の底から思いました。

雨は降っていたけれど、雨の雫が電線から垂れるところを見たり、「あ、トンボだね」と話をしながらする食事の贅沢なこと。食事を終える頃にはすっかり雨も上がって、貴船を散策して帰ってきました。

最初は高いかな?と思っていた金額だけど、これは全然高くないと満場一致。年に一度、夏は京都の川床を定番にしようと誓わせたほど、とても良い経験をしてきました。

今回雨が降ったことでひとつ勉強になったのは、「川床は雨が降ったらお店によっては川で食事ができない」ということ。川床は涼しさを取るために屋根は雨をしのげるようなものではないし、夏の時期だけ設置するものなので作るも結構簡易です。だから、安全面を考えても雨の日に水場で食事をするのは避けるのも当然のものでした。とはいえ、今回の右源太のように、川床では食べられなくても、テラスのような半分外で食事ができるということならば、雨の予報でもキャンセルする必要はないなという印象。他のお店も、いくつか川を見ながら食事ができそうなところがありそう。お店によって設備が全然違うので、雨のことを考えて問い合わせをすると◎です。ちなみに川床はお座敷だけど、今回は雨のためテラスで椅子とテーブルでの食事でした。腰が痛かった上司にとっては椅子で安心したとのこと。なおさら雨でよかったかな。

右源太は、右源太と左源太の2つのお店を経営しているので、当日どちらのお店になるか伝えられます。食事は全て入替制とのことだったので、11時半〜と、14時半〜のどちらか。貴船の駅から神社の方までは本当はバスに乗る距離だけど、貴船の駅まで送り迎えもしてくれるし、電話での受け答えもとても丁寧。とても良いお店でした〜。

来年の川床はどうしようかな♡

来年こそは川でお食事したい!

右源太
京都府京都市左京区鞍馬貴船町76
075-741-2146
貴船口からバスで15分弱(送迎あり)
一人当たり予算:15000円程度(お酒を飲む場合の予算)

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