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Shopify構築日記 #159 Editions Simmer'23 Marketplace Connect

 いつもお読みいただき誠に有難うございます。半期に一回の大型アップデート Shopify Editions Summer 2023が現地時間2023年7月26日に発表されました。少し間が空いていますが、自分なりの感想と今後を想像してみたいと思います。

 今回は、この機能に注目してみたいと思います。日本ではまだまだですが、US展開なら全く持って容易に面を広げることが出来るがよいです。

Editionsからのキャプチャー クリックでサイトへ

 結構注目しているんですけど、さらっとタイルの一枚に紛れ込ませているのが残念。というか、本当に今回のサイト、見にくい!!

Shopify Marketplace Connect
Amazon、Walmart、eBayなどの世界の大手マーケットプレイスに、Shopifyの商品カタログを連携させることができます。販売場所を問わず、マーケットプレイスのリスティング、在庫、注文、フルフィルメントを、Shopifyで効率的に直接管理できます。また、マーケットプレイス固有のコンテンツや価格設定の優先順位を簡単に設定し、リスティングを一括管理できます。

 さすがグローバル企業だけあって、USのメジャーなところは押さえていますね!海外展開するにあたりShopify の管理だけであとは更新したらコネクトされたマーケットプレイスでも反映されるのは運用者が泣いて喜ぶ機能です。
 何が凄いか?マーケットプレイスごとに、Shopifyの価格に対してどれだけ価格を調整するか?というのが簡単に出来ます。ウォルマートは+15%でアマゾンは+10%のように。もちろん、Shopifyのプライスを触ると、その価格に対して計算しなおすので、マーケットプレイス上では何もすることはありません。
 1商品ずつは面倒なんで一括管理画面もあるので出店するしないの設定も容易です。複数のマーケットプレイスに出店した場合も、在庫はShopifyが基準となり、注文が各マーケットプレイスで入った場合も、同じように注文としてOrder画面にて管理が出来ます。

 で、アマゾンに関して言えば、日本の.co.jpサイトがすでに選択肢に入っています。<試していないので使えるかは分かりません。
 ただ、アマゾンのシステム自体はグローバルなので、早かれ遅かれMarket Connectが利用できるようになると思います。
 そして、もう一つShopifyが触手を伸ばしたあのサイト、そう、楽天市場。
過去にコネクトアプリをリリースしていましたが現在は消えています。これは想像ですが、楽天市場の仕様変更=SKUプロジェクトが大きく影響していると思います。
 というのも、今年度いっぱいは移行期間として、旧仕様と新仕様が混じっている状況のなか、Market Connectで運用というのは無理があります。いま、完全移行後に楽天市場にてMarket Connectが使えるようになると予想しています。

 マーケットプレイスの手数料はばかにならないかもしれませんが、簡単にサイトによって上乗せ量を決められる=Shopifyストアが一番お得という事に運用することが出来るので、面を広げる&マケプレを広告と位置付けるのも考え方の一つとしてはありかな?と思っております。

 越境に力を入れていくマーチャントさんなら、本サイトとマーケットプレイスの両軸で責めるのも良いと思いました。<どこにお客様がいるか分からないので面が多いほど良いと考えています。

 今回Editionsで発表された内容も、これから開発や絶賛開発中やすでに実装済と入り混じっているのでよくよく見て検討してみてくださいね。

廻らない鮨を食べたいなぁ😅