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Shopify構築日記 #140 2023年度版機能一覧 管理機能編 テーマ

 いつもお読み頂き誠に有難うございます。この構築日記を書き始めて2年半が立ちますが、当初ひとつづつ確認していた機能一覧が新しく2023年度版としてリリースされているので、2周目⇒テーマが2.0に変わったり、出来なかったことが出来るアプリが追加されたりでおさらいと言うかもう一度確認=自分自身のアップデートもかねて行いたいと思います。
 まだ確定ではありませんが、ひょっとしたらまたマーチャント側で構築する可能性が出てきましたのでおさらいしてみたいと思います。

2023年度版の機能一覧はこちらからダウンロードできます。

https://cdn.shopify.com/s/files/1/1958/6155/files/Shopify_Specifications_List_V2.pdf

 今回はテーマ。これは前回おさらいした際には無かったテーマ2.0がリリースされています。1.0からのアップデートの際には、出来なかったことが出来る反面、アプリが対応していない(メジャーAppは問題に対応してくれる)などがあります。意外と2.0で作り直したほうがスムースに行く場合もあるので、テーマをアップデートしてOKってこともないことを頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。

① テーマの利用
 あらかじめ用意されたオンラインストアの外観と雰囲気を決めるテンプレートを利用することができます。(無料と有料があります。)

② テーマのカスタマイズ
 テーマエディタを使用して、管理画面からテーマ設定をカスタマイズできます。

③ テーマの翻訳
 複数言語に対応しているテーマを選択する場合、テーマの言語を変更できます。
越境販売を意識しているマーチャントは、このように多言語に対応しているテーマを選ぶことで後々の運用がフィットします。

Shopifyテーマストアのキャプチャ
AtomとImpulseは多言語対応

④ テーマのバージョン
 Online Store 2.0という、より機能が充実した新しいテーマアーキテクチャと以前のテーマがあります。アップグレードをすることも可能です。
 先にも書きましたが、単純にアップデートしても良いのか?Appとの相性問題はどうなのか?この辺りはテスト環境を構築して試してみることをお勧めします。

⑤ テーマを拡張する
 テーマをさらにカスタマイズしたい場合、カスタマイズされたHTMLまたはLiquidを追加したり、テーマコードを編集して、細かい変更を加えることができます。
 どこをどのようにカスタマイズしたのか?はドキュメントに残しておいたほうが良いですね。万が一アップデートした際に対応していないなどの事態が見つかった時にさかのぼってデフォルトに戻すなどの対応が可能。

 上記のリンクが、Shopifyのテーマストアでこちらから選べます。
これから取り扱おうとしている商材にマッチしてなおかつ、自分がやりたいことが含まれているものを選ぶのですが結構難しいですよね??

 だからこそ、しっかりと事前に準備が必要(=俗にいう要件定義)で、やりたいことをまずは書き出します。書き出した後に、優先順位を付けて行きます。
 優先順位の高いものが実現可能なテーマを選んでいきます。無料のテーマが12テーマ、有料のテーマが120テーマの合計132テーマ(投稿日時点)あります。その昔は、無料テーマはDawn一択でしたが今や12も選べます。無料はShopifyが用意しているので、基本ベースとなって諸所のアップデートにも対応が速いですが、機能面ではシンプルです。とはいえ、他のASPカートのようにゼロイチで作るようなことはないので公開までのスピードは早いです。

Shopify テーマストアよりキャプチャ

 沢山あって選ぶのが難しかったのですが、UIがかなり変わり機能=何が出来るか?のタグがテーマ下に入るようになりましたので見つけや少なりましたね。


機能別のフィルター
Shopifyテーマストアよりキャプチャ

 そして機能別のフィルターもかけられるので本当にテーマを深ぼる数が減るの良い。
 是非、マーチャントさんはストアの顔になる部分なので真剣に時間をかけて選んでほしいです。

 準備=段取りが良いほど後工程が楽になります。本当にここの時間と手間を削らず取り組んでください。パートナーに丸投げは厳禁ですが相談はOK。
 頑張っていきましょう!

廻らない鮨を食べたいなぁ😅