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考え方のためのnote

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2022年10月の記事一覧

イノベーションが枯れたときがその会社の寿命である

東証プライムに導いたイノベーションの力40年近くも前、父は中古車のオークションビジネスを立ち上げました。 これまで中古車のオークションといえば、郊外の大きな会場でやるのが常識でした。オークションを開催するたびに多くの自動車を移動させ、バイヤーも毎回遠くの会場に足を運んでいました。 そんななか父は「もっと効率のいいやり方があるはずだ」と考え、レーザーディスクと電話を使って会場に行かなくてもオークションに参加できる仕組みをつくりました。この「中古車をリモートで売買する仕組み」

西口一希氏、ビジネスを成長させる「顧客起点」の概念とは?

これまで200社を超える企業の経営者に助言してきた西口一希さん。西口さんが提唱する「顧客起点」という概念を、皆さんはご存知でしょうか?私たちマクロミル社員がこの概念について理解を深め、クライアントへより良いサービスを提供するために、今回、西口さんにお話をうかがいました。 マクロミルからは、代表執行役社長 グローバルCEO 佐々木徹、消費財メーカーを担当する部門責任者であり上席執行役員の西部君隆が参加して鼎談。当企画はマクロミルの社内報「ミルコミ」の企画ですが、マーケターの皆様

インバウンドが戻りつつある今こそ、やっておきたいこと。

10月11日より入国時の水際対策が緩和されたこともあり、かっぱ橋道具街の空気感がガラッと変わりました。以前と同じとはいかないものの、コロナ前を思い出すような海外客で溢れる商店街。 円安の影響も大きく、様々なお店のショッパーを持ち歩く海外客を見かけるように。本当に嬉しいことですね。ぬま田海苔だけでみても13日以降グッと海外客の売上が伸びており、レジで免税手続きをしない日がほぼない状況です。 コロナ前には店舗で海外客に海苔のワークショップを開催したこともありました。 『世界

転職・転勤後にやってよかった34のこと

今まで転職・転勤を繰り返し早10年。荒れ地を彷徨う企業戦士カモシカもだいぶコツを掴んできました。その中で得た34個の心得を共有します。正直これを実践すれば新しい環境のスタートでつまずくことはありません。 34個もありますので1つ1つはサクッと説明していきます。深く解説してほしい項目があれば是非コメントにお書きください。追って詳細を追記していきます!それでは本編行きましょう。 1.完璧な人だとは思わせない まず初めにこれだけは伝えておきたい。今回紹介するテクニックを使えば

「マーケティング部」は必要ですか?

ユーザーにとって本当に価値のあるものを提供するには開発や営業、マーケティングなど社内が一体となって同じ価値観を実践しないといけない。そこから価値観の浸透や人材育成に多くの時間を使うようになりました。 「マーケター」は少数であるご縁をいただいて、取材を受けさせて頂く機会がたまにあります。完成した記事を読むと、私の肩書は「データサイエンティスト」と記載されているケースが多いです。 そう…なんですが、最近は忙しさにかまけてコード書いていないので、なんだか気が引けるなぁ、と感じま